クラウドサービス企業Rackspaceの最高経営責任者(CEO)Taylor Rhodes氏が、同社を離れる意向を明らかにした。
退任後について同氏は、Rackspaceとは競合しないが、クラウド技術を用いて、これまで極めてローテクだった産業を破壊的に変化させる小規模な企業に参加すると述べている。「このチャンスは私の持つ強みとスキルに合っており、再活性化させるような変化をもたらすだろうと考えている」とRhodes氏は説明している。
Rackspaceによれば、現在同社のプレジデントを務めるJeff Cotten氏が暫定CEOに就任するという。Rhodes氏は「取締役会は長期的なCEO探し始めており、Jeff CottenはCEOの有力な候補の1人だと見なされている」と述べている。
Rackspaceは非公開企業であり、財務指標の多くを公開していないが、Cotten氏は、2016年中に同社のすべての製品ラインで売上が増加し、EBITDAおよびEBITDAマージンが増えていると述べ、「キャッシュフローとキャッシュフローマージンは2倍以上になった」と付け加えている。Rhodes氏はまた、Rackspaceは2016年に同社を買収したApollo Global Managementと取締役会とともに設定した「ほぼすべての財務目標」を達成したとも述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。