「Windows 10 November Update」として知られている「Windows 10 version 1511」を稼働させているユーザーは、早急にアップグレードした方がよいだろう。
Microsoftはサポートページにおいて、同バージョンに対するセキュリティアップデートが10月10日をもって配信されなくなるため、4月から利用可能になっている最新の「Windows 10」、すなわち「Windows 10 Creators Update」に更新するよう強く推奨している。
なお、Windows 10 version 1511のサポートが終了した1週間後には、「Windows 10 Fall Creators Update」、すなわち「Windows 10 version 1709」のリリースが予定されている。
サポートが継続されるWindows 10のバージョンは「Anniversary Update」(version 1607)とCreators Update(version 1703)だ。これらのバージョンに対するセキュリティパッチの配信が終了する日はそれぞれ暫定的に、2018年3月と2018年9月となっている。
Microsoftは以前からこのバージョンと、Windows 10のオリジナルバージョンであるversion 1507のユーザーに対して告知するとともに、アップグレードを推奨してきている。なお、version 1507へのサポートは5月に終了している。
同社は、古いバージョンのWindows 10を使用しているユーザーに対して、Creators Updateへのアップグレードを開始するうえで必要となる作業として、プライバシー設定の見直しを促してきている。
version 1511のサポートが終了するエディションは「Windows 10 Home」と「Windows 10 Pro」「Windows 10 Education」「Windows 10 Enterprise」となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。