三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、オンラインサービス「MUFG テラス」の運用に「Salesforce Service Cloud」と「Salesforce Marketing Cloud を採用した。セールスフォース・ドットコムが発表した。
「MUFG テラス」は、11月から開設されたサービスで、ライブチャットやメールなどのオムニチャネルで投資相談を受け付ける。
同サービスにおいてService Cloudのライブチャット機能を活用することにより、顧客からの証券投資に関する問い合わせに応対するフィンシェルジュが、チャットなどで会話形式の投資相談を行えるようになった。また、Marketing CloudをService Cloudとシームレスに連携して活用することで、「MUFG テラス」のサービスが最適なソリューションとなりそうな顧客に対してプロモーションメールの配信を行い、顧客とのエンゲージメントを高めることが可能になった。
なお同社では、「MUFG テラス」に先行して、取引注文や各種サービスに関する問い合わせを専門オペレーターが電話応対する「テレフォントレード」サービスのコールセンター基盤としてもService Cloudを導入し、新システムとして10月から稼働している。