電気機器メーカーの明電舎は、レジェンド・アプリケーションズのビジネスインテリジェンス(BI)ツール「LaKeel BI」を採用した。レジェンドが3月27日に発表した。
明電舎は2018年度以降の中期経営計画で、働き方改革に関する取り組み「スマートワーク2020」を策定し、長時間労働の是正や柔軟な働き方の促進に取り組んでいるという。その中で、実労働時間の即時把握が困難なことや、手作業での勤務データの抽出と加工による担当者の作業負担が重いことが課題となっていた。これを受け同社は、勤務状況の可視化や業務の効率化を目的に、LaKeel BIの採用を決定した。
LaKeel BIを採用した決め手は、次の通りである。
- 従業員の勤務状況を多くのダッシュボードで即座に可視化できること
- 現行勤怠システムとの連携実績があり、多様なデータを取り込めること
- 明電舎独自の人事白書など各種統計資料の作成、出力ができること
- 利用者が増加してもコストが一定な「サーバライセンス型」の料金体系であること
レジェンドによると、LaKeel BIは、さまざまな切り口で労務状況を可視化し、詳細な情報公開を可能にするという。同社は、このサービスを用いて明電舎における管理職の意識改革を促進することで、働き方改革を促進させるとしている。