松山市、RPAで市役所職員の業務負荷軽減--富士通と実証実験

大場みのり (編集部)

2019-03-29 16:52

 愛媛県松山市は、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)や人工知能(AI)などのテクノロジを活用し、市役所職員の働き方改革とサービス向上に取り組む。富士通が基盤技術を提供し、共同で実証実験を進める。期間は4月1日から10月31日まで。

 富士通のRPAツール「FUJITSU Software Interdevelop Axelute」でシナリオを作成し、軽自動車税、中小企業共済、庶務事務業務など人手と時間を要する定型業務を対象にRPA化を図り、業務負荷の軽減効果を検証する。

AIの活用については、チャットボット基盤「FUJITSU Business Application CHORDSHIP powered by Zinrai」などを用いたサービスの活用事例を参考に、導入の可否を検討する。また、現場課題を可視化することで業務改善に向けた検討も進める。「フィールドイノベーター」と呼ばれる富士通の専門部隊が支援する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]