テナブルは、同社のセキュリティプラットフォーム製品「Tenable.io」関連のサービスと、他社製品およびサービスとの連携することで拡張性を強化すると発表した。
ServiceNowとの連携では、脆弱性優先評価(VPR)をServiceNowセキュリティオペレーションとITSMインテグレーションに搭載することで、利用者がそれぞれの事業リスクに基づいて、修復すべき脆弱性の優先順位付けをし、フィルターにかけて検視できるようにする。また複数のテナブル脆弱性データをServiceNow 脆弱性レスポンスとServiceNow CMDBの中に同時に取り入れることで、脆弱性データの同期スピードを最大400%高められるようにした。
Amazon Wen Services(AWS)環境でセキュリティとコンプライアンスを一括で管理可能にする「AWS Security Hub」との連携では、Tenable.io用のAWSコネクターによって、自動的かつ連続的にAWSクラウド環境下における資産の変化を発見し追跡できるようになる。AWSコネクターはTenable.ioの中にある全てのクラウドベース資産の統合ビューを作ることで、より正確なサイバーリスクの可視性を実現する。
SIEM製品の「IBM Qradar」との連携では、Tenable.ioとIBM Qradarを新たに統合できる新製品をIBMが発表した。これをベースにしたオンプレミスとクラウドベースの両方で企業データを完全に可視できるサポートをIBMが提供開始している。利用者はレポートを作成し、スケジュールを読み込み、脆弱性を検知することで、その分析を活用して、調査を迅速に進めインシデントの影響を軽減することができる。