テナブル、セキュリティプラットフォームでの外部連携を強化

NO BUDGET

2019-08-20 09:50

 テナブルは、同社のセキュリティプラットフォーム製品「Tenable.io」関連のサービスと、他社製品およびサービスとの連携することで拡張性を強化すると発表した。

 ServiceNowとの連携では、脆弱性優先評価(VPR)をServiceNowセキュリティオペレーションとITSMインテグレーションに搭載することで、利用者がそれぞれの事業リスクに基づいて、修復すべき脆弱性の優先順位付けをし、フィルターにかけて検視できるようにする。また複数のテナブル脆弱性データをServiceNow 脆弱性レスポンスとServiceNow CMDBの中に同時に取り入れることで、脆弱性データの同期スピードを最大400%高められるようにした。

 Amazon Wen Services(AWS)環境でセキュリティとコンプライアンスを一括で管理可能にする「AWS Security Hub」との連携では、Tenable.io用のAWSコネクターによって、自動的かつ連続的にAWSクラウド環境下における資産の変化を発見し追跡できるようになる。AWSコネクターはTenable.ioの中にある全てのクラウドベース資産の統合ビューを作ることで、より正確なサイバーリスクの可視性を実現する。

 SIEM製品の「IBM Qradar」との連携では、Tenable.ioとIBM Qradarを新たに統合できる新製品をIBMが発表した。これをベースにしたオンプレミスとクラウドベースの両方で企業データを完全に可視できるサポートをIBMが提供開始している。利用者はレポートを作成し、スケジュールを読み込み、脆弱性を検知することで、その分析を活用して、調査を迅速に進めインシデントの影響を軽減することができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]