IT戦略コンサルティングサービスなどのRidgelinezは、化粧品や栄養補助食品、ボディウェアなどの通信販売業を手掛けるオルビスと共同で、肌測定を行うIoTデジタルデバイスによるパーソナライズスキンケアサービス「cocktail graphy(カクテルグラフィー)」を構築した。
「skin mirror(スキンミラー)」の利用イメージ
両社は共同で、約5秒間肌に当てるだけで肌測定を完了させる小型のIoTデジタルデバイス「skin mirror(スキンミラー)」を開発し、カクテルグラフィーで利用できるようにした。カクテルグラフィーは、肌状態に合わせて毎月届く「3本のパーソナライズスキンケア」(美容液2本・保湿液1本)を、専用アプリによる「自分の肌だけのお手入れ情報」を組み合わせて、ユーザー自らが工夫してスキンケアを楽しむ体験をデザインできる。
専用アプリ画面
スキンミラーは、肌画像のAI(人工知能)解析技術とオルビス独自の肌解析理論によって肌の状態を解析し、撮影した肌画像や解析結果を専用アプリに自動連携することで、いつでも正しく肌の状況を確認することができる。
さらに肌状態を測定したデータを基に、ユーザーが居住する地域の天候データ、肌の悩み、生活習慣データなどを総合的に解析。数百通りの組み合わせから選定された2本の美容液と1本の保湿液の計3本を毎月提供する。これらは肌の変化に合わせて3本の組み合わせがアップデートされる。
専用アプリでは、おすすめの肌のお手入れ情報、肌測定結果からのケア提案、季節ごとの肌の傾向を解析したレポートなど、継続性を高め習慣化へ導く情報を提供する。