マイクロソフト、米国でオフィス再開を無期限に延期

Erin Carson (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-09-10 10:16

 米国で新型コロナウイルスの感染者が増える中、Microsoftは米国時間9月9日、同国でのオフィス再開を無期限に延期すると発表した。

Microsoft
提供:Angela Lang/CNET

 Microsoftで最新の働き方を担当するコーポレートバイスプレジデントのJared Spataro氏は発表の中で、「新型コロナウイルスの先行きが不透明なことを考慮して、公衆衛生当局の指導に基づいて安全が確保できるようになり次第、米国の職場を再開することとし、全面再開の新たな期日を設定しないことにした」と述べた。さらに、職場復帰に備える時間を従業員に与えるために、再開する際には30日間の移行期間を設けるとした。

 Microsoftは10月4日に従業員を職場に戻す準備を進めてきた。Amazon、Twitter、Googleなど他のテクノロジー企業も、感染力の強いデルタ株のまん延を受けて、計画の変更に取り組んでいる。

 計画変更のニュースを先に報じたCNBCが9月9日に公開したインタビューで、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSatya Nadella氏は、データを参考にして、従業員が安全に職場復帰できる時期と勤務形態を決めると述べ、ハイブリッド型勤務に対する答えをすでに見つけたと言う者はみな「近視眼的」だとした。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]