「Merom」搭載「MacBook」のデビュー、年末商戦期に持ち越しか

apple 2006-07-27 21:01:04

 Intelの「Yonah」チップ(Core Duo)の後継製品「Merom」(Core 2 Duo)が、予定よりかなり早くリリースされた「MacBook Pro」に早晩搭載されるであろうことは容易に推測できる。問題は、その時期だ。

 Intelは7月27日、カリフォルニア州サンタクララにある本社オフィスで記者会見を開き、Core 2 Duoを発表する。記者会見の焦点はデスクトップ用のCore 2 Duoチップ(Conroe)だが、ノートブック用のMeromもお目見えすることになっている。もっとも、Meromの提供開始は8月に入ってからとのことだ。

 本ブログでは、Meromは早ければ8月中にMacBook Proに搭載されると書いたが、消息筋の話によるとその見込みは薄いようである。

 MacBook Proの売れ行きは絶好調で、Appleは初代機で利用されていたPCB(Printed Circuit Board)の問題を修復するのに大わらわだ。やはり、新たなチップを搭載するのは、少し先になるだろう。

 Appleの動向に詳しい関係者は、Meromを搭載するにはMacBook ProのPCBを変更することが不可欠だと述べている。MeromはYonahとピン互換性があるとされているが、ロジックボードに新しいソケットをインストールする必要があるという。だが変更後のソケットは従来のものより数ミクロンほど大きいので、一部のパーツを調整しなければならない。

 したがって、MacBook ProのロジックボードにMeromをはんだ付けするだけで準備万端というわけにはいかず、ボード全体の再設計が必要になっている。MeromベースのMacBook Proが8月に登場すると期待するのは無理なようで、おそらくは年末商戦期あたりまで待たなければならないだろう。

(Jason D. O'Grady)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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