Appleがソフトウェアアップデートを行うと、何か裏事情があるのではと疑ってかかる読者も少なくないだろう。米国時間4月27日、Appleは謎の「Battery Update 1.2」をひそかにリリースした。同社の説明によれば、これは「バッテリのファームウェアを更新し、機能性を高めるためのもの」だそうだ。
はたしてそれだけなのだろうか。
BBCは、今回のアップデートにはAppleが説明した以上の目的があったと報じている。Apple自身も、「MacBook」および「MacBook Pro」ラップトップ各種の「一部のバッテリ」に「パフォーマンス問題」があることを認めたという。
Appleはユーザー向けの注意書きの中で、同社が言うところの「パフォーマンス問題」について説明している。いくつか報告されているバッテリ問題には、バッテリパックが「物理的に変形する」という症状があり、そのほかにも次のような事象が発生しているようだ。
Appleは、すべての「MacBookおよびMacBook Proのバッテリと、2006年2月から2007年4月までに購入したバッテリ」に同アップデートを適用するよう推奨している。また同社は、「この問題を引き起こしている原因は、現時点ではセキュリティリスクとはならない」ことを強調し、「現在のバッテリを使い続けても問題はない」としている。
以前本ブログでも報告したが、2006年5月に初期のMacBook Proバッテリがひそかに回収されたことがあった。わたし個人は、バッテリの残量が33%を切るとマシンの電源が独りでに落ちるという現象を、2006年6月に初めて体験した。2006年8月にはこうしたバッテリの欠陥が大問題となり、それ以来、多くのブログでMacBookおよびMacBook Proのバッテリがやり玉に挙げられるようになった。
Appleが必要以上に秘密主義的に陥っているのを見ると、訴訟沙汰に巻き込まれる可能性があるのかと思ってしまうのだが、うがちすぎだろうか。
(Jason D. O'Grady)
※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。
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