Web 2.0全盛時代でも、いちばんの稼ぎ頭はやはり…

btl 2006-05-02 17:16:36

 ユーザー主導型(Google風に言えば、ユーザー提案型)コンテンツを特徴とするWeb 2.0全盛の今日、大きな利益を上げているのはだれだろうかと、Nicholas Carr氏が問うている。ユーザーでないのは確かだし、そうしたコンテンツを売り物にしているウェブサイトもそれほど儲かっているわけではない。YouTubeFaceBookXBox Liveなどにコンテンツ配信ネットワークサービスを提供しているインフラストラクチャ企業のLimelight Networksあたりはどうだろう。Carr氏は、次のように述べている。

ドットコム時代の先駆者は高価なコンピュータ機器を擁してビジネスを営んでいたが、Web 2.0を扱うデジタルメディア企業にとっては帯域こそが命だ。彼らは、それはそれは大量の帯域を消費している。ForbesのDan Frommer氏は、YouTubeは毎月数百万ドルの経費を帯域確保に割いており、その額はトラフィックの増加とともにさらに跳ね上がるだろうと書いている。ここで金の流れを追ってみよう。行き着くのは、YouTubeが日に200テラバイトにもおよぶユーザーコンテンツをストリーミング配信するために契約を結んでいる、Limelight Networksだ。広大無辺な不毛の地とも言えるユーザー主導型コンテンツの世界に、多額の資金が流れ込んでいる今日においても、安定して金を稼げるのはやはりサプライヤー(この場合は、コンテンツ配信ネットワークが供給対象だ)ということのようだ。

(Dan Farber)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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