PtoPに代わり、MtoMが次代の主役に

dp 2005-06-25 21:02:55

 ここ数年、マシン・ツー・マシン(MtoM)というテーマがハイテクメディアで度々取り上げられるようになった。先頃、ZDNet記者のDan Farberは私に、MtoM技術は埋め込み型システムに使用される場合がほとんどであるため、マスコミで大きく取り上げられることはないと語っていた。しかし、今やMtoM技術は進化し、データセンターの自動化という複雑な作業にも応用されていることから、状況は一変する可能性がある、とFarberは指摘する。

 その他の分野でも、MtoMは急速に勢力を拡大している。最近発表された複数の報告書は、通信事業者の間でMtoMに対する関心が急速に高まっていることを示唆している。調査会社Alexander Resourcesによると、世界の無線MtoM通信市場の市場規模は2004年の240億ドルから2010年には推定2700億ドルにまで成長するという。「RFIDタグが、数多くのビジネス製品に使用され、また(情報/プライバシー保護法がしっかりと整備されることを条件に)小売業界でも導入されれば、多くの新しいMtoMアプリ開発への道が開ける」と、あるプレスリリースは伝えている。

 数日後、ABI Researchが同じ傾向について発表している。「インテリジェントセンサーが多くの市場に浸透しており、モバイル通信業界も例外ではない・・・マシンベースの無線データ伝送技術は事実上、あらゆる品目をネットワーク化された製品に変える」

 MtoMの大ブームは到来したのだろうか。確かに、そう思えなくもない。セルラーネットワークの進歩、低価格なインテリジェントセンサーの普及、テレマティクスに対する関心の急速な高まり、XMLの普及といった要素が、MtoMブームの実現を可能にするインフラを形成している。

(Chris Jablonski)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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