ユーザのためのリッチ

flash 2005-09-24 03:08:08

RIA(リッチインターネットアプリケーション)のリッチとはそもそも誰のためのリッチなのでしょうか?

僕はこれがユーザのためのリッチでなければならないと考えています。

ユーザのためのリッチとは具体的には、

  • ・説明なしでも直感的に使いこなせる
  • ・使っていてストレスを感じない
  • ・使っていて楽しい、わくわくする

というようなことが挙げられるかと思います。

これらを満たすようなアプリケーションであれば、利用ユーザの満足度は高いものになり、また使いたいと思ってくれるに違いありません。それがECサイトであればリピータの増加につながるでしょうし、サービスであればユーザの増加につながっていくでしょう。

今回は郵便番号変換を例にあげ、Flashで実現する「ユーザのためのリッチ」について考えてみたいと思います。

皆さんの中にも懸賞に応募したり、企業のホームページから問い合わせを行ったりする時など、Web上で住所を入力したことがある方は多くいらっしゃると思います。

その際に気のきいたサイトだと郵便番号<=>住所変換を行えるボタンがついていて、ボタンを押すと郵便番号から住所を割り出し、自動でフォームに入力してくれたりします。

このときの操作の流れはおおよそ次のようになっていることが多いと思います。

  1. 郵便番号を入力し「変換」ボタンを押す
  2. 別ウィンドウが開き割り出した住所が表示される。
  3. 「OK」ボタンを押すと別ウィンドウが閉じられ住所の欄に住所が入力される。

長ったらしい住所を入力しなくて済むので便利なのですが、住所が入力されるまで、

ユーザはボタンを2度押さなくてはなりません。

ではどうしたら、もっとユーザにとって便利になるでしょうか?

たとえば、一度もボタンを押さずとも郵便番号を入力すると、住所が自動で入力されたらより便利になるかもしれません。

以下にサンプルを用意しましたので、実際に郵便番号を入力してみてください。

郵便番号を入力するたびに住所が自動で入力されましたか?

ボタンを押さなくてよくなった分、楽だと感じていただけたと思います。また、入力するたびに住所が変わる様子は見ていて面白いですよね。

このアプリケーションは郵便番号が入力されるたびにWebサーバに非同期に問い合わせを行って結果を取得し、それをフォームに表示しています。

このような動作は旧来のHTMLをベースとしたWebアプリケーションでは、実現できなかったものです。

この応用例として、ECサイトであればレジで商品の個数を変更すると料金がそれにあわせて変更されるようにしたり、登録制のサービスでは、ユーザIDが利用可能かどうかを入力時に判定してあげるといったことが考えられます。

派手なアニメーションに注目が行きがちなFlashですが使い方によっては、ユーザの利便性を向上することができるということをお分かりいただけましたでしょうか?

(堀内康弘)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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