ソースコード拝見――「Google Docs」はオフラインでも利用できる!

google 2006-10-13 11:22:57

 とっくにご存じと思うが、わたしはソースコードを掘り下げていくのが大好きだ。ときには大きな発見をすることもある。Googleが新たにデザインし直した旧「Writely」をさっそく調べてみたところ、やはり非常に興味深い事実が隠されていることがわかった。

 オンラインのドキュメント作成ツールは、コンピュータにインストールして使用するものに比べて「利便性」が低い。インターネットにアクセスできなかったり、ドキュメントが手元になかったりすると、用をなさないからだ。これを踏まえて、今回発見した中でも最もおもしろいと思われるコードをまず紹介しよう。どうやらGoogleは、Writelyを自分のマシンにインストールするための手段を用意しているようなのだ。

if (location.host.indexOf("localhost") > -1)

{

 if (location.host.indexOf("Prefactor") > -1)

  return "http://localhost:8180/Prefactor/" + page + paramString;

 else

  return "http://localhost:8180/Docster/" + page + paramString;

} else

 return "http://" + location.host + "/" + page + paramString;

function RunningOnLocalServer() { if (typeof onLocalServer == 'undefined') return false; return onLocalServer; }

 Writelyをオフラインで使えるようになれば、ユーザーが感じる所有者意識は大きくなるだろう。これは現在のWritelyに欠けている部分であり、なおかつ人々がいまだに「Microsoft Word」を使い続ける理由でもあるのだ。

 また、Writelyは間もなく、何らかの方法で「SalesForce.com」と連係するようになると考えられる。以下に抜粋するコードは、Ajax関数を呼び出して、SalesForceにドキュメントを「プッシュ」するためのものだ。「Excel Connector」のような機能と考えればよいのだろうか。「Google OneBox for SalesForce」と連係していく可能性もなくはない。

if (action == "pushsalesforce") {

 asyncPOST("command=pushsalesforce&docid=" + docToUse + "&finis=true", "UserMiscCommands", function (req, timedOut)

 { SFCompletion(req); });

 return null;

}

function SFCompletion(req) {

 if (req == null || req.responseText == null || req.responseText == "" )

   return; //just status

 if (req.responseText.indexOf("error") != -1)

   DebugAlert("Salesforce error: " + req.responseText);

  else {

   alert("Document Stored to Salesforce");

   ReloadDocLists(window);

 }

}

 最後に重要なポイントをもう1つ。Googleは、同ツールに「スキン」を適用する機能を実装している。「Brander」という名称がコードに含まれていることからも、カスタマイズが可能になるのは確実だ。これはおそらく、「Google Apps for Your Domain」によってホスティングされることになるのだろう。

<link xhref="/Brander/?f=Skin.css&v=c7p" rel=stylesheet type="text/css" />

<link xhref="/Brander/?f=Edit.css&v=ffh" rel=stylesheet type="text/css" />

<link xhref="/Brander/?f=ButtonStyles.css&v=djm" rel=stylesheet type="text/css" />

(Garett Rogers)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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