○○○主催の『Developers' Lounge』

飯田哲夫(Tetsuo Iida) 2006-02-24 00:24:19

本日、サン・マイクロシステムズ主催のイベント、『Developers' Lounge』へ行って来ました。JAVA、Postgres、JBOSS、Ruby、Seasarなど、オープンなディベロッパー・コミュニティで活躍される方たち30名近くが一同に会し、その交流から新しいものを生み出そうという試みです。

タイトルでは、主催者を○○○と表現しました。これは、主催者であるサンがあくまで主役をディベロッパーに据えて自らは裏方へ回ろうとする気遣いが随所に見られた故です。とはいえ、今この手のイベントを開こうとしたとき、最も説得力を持つのは、自らのソフトウェア資産のオープン化を推し進めるサンを置いて他には無いだろうと思います。

瞬く間に時間が過ぎてしまったために、お話が出来なかった方もたくさんおられましたが、とても刺激的な2時間でした。例えば、今Seasarを海外でも使ってもらうにはどうしたらいいだろうと悩んでいるのですが、Rubyがいかにして海外へ広まっていったのかなんていう話や、サンのソフトの各国対応をどうやってるかなんていう話、逆にPostgresを日本へ広めた際の苦労話など、他のコミュニティの方の話を少し聞いただけでも、勉強になることが盛りだくさんでした。

一方、先日のデブサミのセッションに触れて、ISIDのオープンソースへの取組み姿勢についてチャレンジされたりもしました。自分の活動がディベロッパーの方々からどう見られているのか、というのはなかなか直接には言ってもらえないので、こうした場は実に貴重です。

参加されていた方々は、どなたも自らが属している企業の香りが漂わない方ばかりでした。個々のディベロッパーの立場として、日本のITをもっと良くしていきたいという熱意が漲っていました。一方、サン・マイクロシステムズは、今回のイベントで自らの存在を打ち消そうとしていましたが、逆にその存在が良い意味で浮き上がっていた感がありました。オープン時代の企業はそうありたいと思った次第です。

次回が楽しみです。

藤井さん、サンの皆さん、有難うございました。

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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