さて、幕末に福沢諭吉が米国から持ち込んだ概念は「自由と権利」であった。今、賛否両論織り交ぜながらも注目を浴びている「Second Life」の最大の特徴も、実は「自由と権利」である。Second Life流に言えば、ユーザーは「創造する自由」と「所有する権利」を与えられているということになる。Second Lifeは、そこに、他のマルチユーザー型のオンラインゲームとは大きく異なる特徴を備え、時流とも言えるWeb2.0型の共創環境を作り上げているのである。
(なんて格調高くスタートしてみましたが、前回が「ショッカー幹部ワインパーティセット」なのでいまいちピンと来ませんね。)
しかし、このSecond Life、多くのメディアと企業の注目を浴びている一方で、企業の参入に関してはその実効性、参入方法などについて、多くの批判が集まっていることも事実である。欧米の大手企業や大学などの参入に加え、日本においても続々と企業の参入が続き、既にSecond Lifeの企業参入記事を見ても食傷気味というのが実態であろう。
「で、一体、どうなんだ?」と。
私の所属するISIDも、負けじとSecond Lifeオフィスを開設したのが、およそ1週間前の3月22日。そして、Second Life内で新卒採用のための会社説明会を開催したのが、その1週間後の3月29日、30日。
そこで、これまでの経緯を振り返ることによって、エンタープライズにとってSecond Lifeとは何なんだ、ということを実体験に基づいて考察してみたい。といって時系列に順々にやっても面白くないので、まずはつい昨日終了した就職説明会の模様から。
(なんか長くなりそうなので、細切れにお届けします。)
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