ITIL試験の動向

itil 2006-05-15 10:13:26

5月になりました。

月日が過ぎるのって早いですよね。ついこの前、「明けましておめでとうございます」って挨拶したと思っていたのに。きっとこの勢いで時が進み、あっという間に「今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします」って挨拶する時期が来てしまうのでしょうね〜。すごい勢いで時間が過ぎていく中で、皆様は日本版SOX法にも対応していかなくてはならないことでしょう。忙しい日々が続くとは思いますが、どうか体を壊さないよう健康管理には十分に気をつけて仕事を進めてください!

さて、先日EXIN(エクシン・ジャパン)の支社長である中川さんとお話する機会がありました。その際、ITILの試験に関して興味深い話をたくさん聞くことができましたので、ITILブログというこのスペースを使って皆様にお伝えしたいと思います。

EXINとは?

まず、「EXINとは何か?」ということについて説明します。

EXINとは、ITの試験を提供する独立した組織です。提供しているITの試験の一つがITILです。またEXINは、なるべく多くの言語へと翻訳し、受講者が母国語を使って教育を受け、試験を受けることができるようにしています。

EXINは2003年11月にITILファウンデーションの日本語試験を開始しました。ちょうどこの時期を境に、ITILに興味をもたれる方が急増し、ファウンデーションを受験する方も増えたそうです。ちなみに、去年の11月にはファウンデーションを持っている人がめでたく一万人を突破したとのこと!前回のitSMF Japan東京セミナーにてファウンデーション取得1人目の方から取得1万人目の方に、記念品の贈呈を行ったそうです。

ファウンデーション試験開始当時はベンダーが受験するということが多かったのですが、最近はSI企業や情報子会社が増えてきたそうです。やはり情報子会社もITILに本格的に取り組む姿勢になってきたということですね。

ファウンデーション取得者が1万人を超えると、いろいろな教育事業の企業からITILビジネスに着手したいと話が来るそうです。受講者の皆様はどの企業で受講するかを選択する幅が拡がります。しかし、どんな企業でもITILの教育事業に参加できるわけではなく、信用できる企業によってITILの教育事業を展開してもらう必要があります。そこで今後はOGCのリクアイアメントを使って教育者の審査が実施を開始されたとのことです。こちらも母国語を大事にするEXINらしく、日本企業に対しては日本語によって審査が行われます。審査内容はその企業の組織体系、提供するコンテンツ、講師が対象です。この審査で認定されないとEXINからは試験を提供してもらえないそうです。

そしてITILマネージャに関してですが、EXIN経由で取得した方が2005年までのところで55名くらいです。ファウンデーション試験合格者が1万人を超えた時期と同じ頃、EXINは日本語によるITILマネージャの試験(パイロット)を開始しました。この日本語試験には注目が集まり、現在では受講希望者が殺到しているそうですが、採点者の数が追いつかないために、コースを提供したくてもできないという状況になってしまっています。ITILマネージャを保有し、今後の受講者の為に採点作業に参加してもいい!という方は是非中川さんへご一報を!

EXIN中川さんより、今後ITILマネージャを受講される予定の皆様へのアドバイスを頂きました。

現在、ITILマネージャの合格率は30%くらいだそうです。やはり難関ですね。ITILマネージャを持っている人はどんどん自慢したほうがいいとも言っていましたよ(笑)。では、どのような勉強をすればいいかということですが、赤本青本などで勉強するのはもちろんですが、それだけでは足りないとのこと。実務によってより多くの経験を積み、分科会などでディスカッションすることによって様々な知識を吸収することがもっとも大事だとおっしゃっていました。

中川さんがITILマネージャ取得者と話した感想は「みんなモチベーションが高い!」「探究心や勉強意欲が高い!」とのこと。我々CAに在籍していて、このブログ執筆チームに参加している前田、三部も中川さんがおっしゃるとおりモチベーションが高く、探究心や勉強意欲にあふれています!

みなさん、がんばってITILマネージャを取得してください!

そしてITILを活用することによって皆さんのIT環境が効率よく稼動し、ビジネスの拡大に繋がることを祈っています!我々CAがお手伝いできることがあれば何でも言ってください。出来る限りのことをします。

さて、最後に中川さんからのメッセージがあります。EXINは試験のローカライズ品質について向上させるべく、通常のQAに加えて、6月にQAセッションを行うとのことです。 これはアメリカ、ドイツ市場に続いて3番目のアプローチとの事です。興味のある方は、EXIN Japanのホームページ、または中川さんまで!

さて、次回からは新メンバーを交えて、このITILインサイドストーリーをリニューアルスタートする予定です。

今まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

これからもこのブログ、そして我々CAをよろしくお願いします!!!

榎本浩

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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