お互いに集中できる時間をつくろう

前川賢治(Kenji Maekawa) 2008-08-29 13:08:14

 日々忙しく仕事をしているはずなのだが、今日一日やったことを振り返ってみると、なんだかドタバタ動いたわりに何も進んでいないような気がすることがある。大した成果はないのに繁忙感だけがあるのだ。

 突発的な依頼に対応することで一日が過ぎていき、あまり生産的ではない作業に忙殺されてまた一日が過ぎていき…、気が付くと知らないうちに一週間が過ぎていることもしばしば。

 集中してやっておきたい仕事や、落ち着いてじっくり考えたい問題があるのだが、会社で集中する時間を確保するのはなかなか難しい。実際、ある調査によると、オフィスで集中できる時間は、1日で「3?4時間」が24%、「4?5時間」が24%で、合わせると3?5時間が約半数を占めるらしい。しかし、自分に置き換えてみると、とても3?5時間も集中できる時間があるとは思えない。多くて2時間が関の山である。

 僕たちエンジニアは、コンピュータに向かって集中して作業するための時間も欲しいし、“一人ブレーンストーミング”で考える時間も確保したいもの。ただし、この一人ブレーンストーミングは周囲から見ればボ?としているだけのように見えるかも知れない。実際、本当にボ?としているだけのときもあるしね(笑)。または、独り言をブツブツ言いながらメモしている様子は、かなり怪しい人に見られる場合もあるので注意が必要だ。会議室で一人合宿に入るという作戦もあるのだが、この作戦をいつも使える訳ではない。

 それぞれのタスクには、すべてそれなりの事情があるものだ。依頼されるタスクは何故かいつも急ぎなのである。効率良く仕事を進めるためには、みんながそれぞれの立場を理解して協力し合う必要があるよね。みんな集中できる時間を確保したいのに、それぞれの事情を優先させてしまうと、結果、お互いに集中できる時間を確保できなくなっちゃう。

 という訳で、僕たちの職場では社員のアイディアで“Focus Time”という、みんなで集中するための時間を設定することになった。毎日、14:00〜16:00に写真のような大きな垂れ幕を下げて、お互いに集中できる時間を合わせようという試みである。

Focus_Time.jpg

 単純に垂れ幕を下げるだけという、なんともアナログな仕組みがナイスでしょ?

 

 

--------------------------------------------------------------

前川@ドリーム・アーツ

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

SpecialPR