Linuxの普及を阻害している犯人は…

opensource 2005-09-29 18:35:52

 ZDNetの記者Paul Murphyが、興味深い問題を提起した。いわく、Linuxの普及を鈍化させている犯人はだれだというのである。

 Murphyが挙げたのは、何もわかっていない専門家。具体的には、めちゃくちゃなインストールを試みるWindows系の人々や無能なインターネット管理者のことを指すという。

 こうした人々は背後に深い問題を抱えているが、本ブログではこれまでもそれらの問題に対する答えを検討してきた。Novellが取り組んでいるような、アプリケーションをも含むクリーンインストールを行えば、Murphyが指摘した第一の問題を解決できるし、技術スタッフの力を借りることで、第二の問題もクリアできるだろう。

 わたしは先週、パッチ管理がLinux普及の大きな障害となっていると述べ、そうした分野がビジネスチャンスに化ける可能性があることを示唆した。Linuxにおいては、システムや企業が稼働させているアプリケーションがWindowsよりはるかに多様なので、パッチの適用も非常に複雑になっている。GPLの適用下であってもこのようなサービスの提供に問題はないので、パッチ管理は立派なビジネスとして成り立つと思うのだ。

 ほかにも、ライセンシングという問題が存在している。Microsoftやその他の企業が商用オープンソースのライセンス体系に関して繰り広げているFUDや、GPLの「ウイルス的」性質に加え、こうしたベンダー自身が複雑な状況をあおっていたり、同ベンダーらが提供している複数のBSDライセンスの亜種が混乱を招いている。

 つらつら意見を述べてきたが、Murphyのともわたしのとも異なる、もっとすぐれた自分なりの考えを持つようにしてほしい。どのような考えなのか、とっても気になるが…。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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