マイクロソフト対OSI紛争は第二幕へ

opensource 2005-11-02 20:35:59

 一部の読者は、わたしが反Microsoft派だと考えているようだ。オープンソースについて記事を書くことで、このテーマに対する興味を喚起しようとしているのは否定しない。ちょうど、アトランタにまつわる話を紹介して、自分の住む街に関心を持ってもらおうとするのと同じことだ。

 だがわたしは、公正な立場を貫きたいと思っている。新たなライセンスをOSIに提出しなかったことでMicrosoftを批判した際も、OSI理事のRuss Nelsonに意見を求めた。Nelsonは次のように話している。

Microsoftは、ライセンスを提出するという考え自体に反対しているわけではない。

同社は現在、オープンソースの利点をみずからの開発コミュニティに生かすことを目指し、活動している。自社の開発コミュニティとより広範なオープンソース開発コミュニティでは、存在意義が“かぶる”ことはないと考えているのだ。これは正しいかもしれないし、誤っているかもしれない。しかしここで何より重要なのは、ある程度の自由が許されていると、コードの開発者やユーザーはより緊密に連携し、高品質なソフトウェアを生み出せるようになるという点で、MicrosoftとOSIの間に暗黙の了解が存在していることだ。自由があれば協力が生まれ、高品質につながる--実にすばらしい!

先頃MicrosoftがJBossと提携を結んだ件を指摘したところ、Russは、それこそ自分の主張が正しいことを裏付ける証拠だと述べた。

わたしは、Microsoftが自社のビジネスを損なわない範囲でオープンソース化できる有益ソフトウェアは、膨大な量に上っていると考えている。彼らはわたしたちの敵ではないのだ。

 それでもわたしには、やっぱりわからないことがある。OSIの基準に準拠しているライセンスを保有しているなら、なぜそれを提出しないのだろう? ライセンスの単純化までも、取るに足らない目的だというのだろうか。Microsoftの関係者でもそうでなくてもかまわないから、同社はOSIのどこが気に入らなくて協力を拒んでいるのか、だれかわたしに教えてほしい。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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