ご意見番は一般利用者--GPL第3版の策定を目指して

opensource 2006-01-19 19:44:16

 最新版GPLのドラフトがリリースされた。

 前評判は上々のようである。新ライセンスには、どのような理念を持っているかを説明する序文も添えられていた。新たなGPLはデジタル著作権管理(DRM)に反対し、ソフトウェア特許に反対し、GPLコードを商用プロジェクトに強引に流用しようとする企業に反対している。

 だが、同ライセンスの意義は薄れていく可能性もある。バイナリソースコードの提供を義務づけていないし、膨大な特許を抱え込んでいるIBMのようなオープンソース支持者の権利を制限しているわけでもないからだ。

 だからといって、早々に結論を出してしまってはいけない。今がスタート地点なのだ。ライセンスのドラフト化は策定に至る重要な一過程であり、Free Software Foundation(FSF)では広く一般から意見を募集している。

 膨大なコメントを処理するのは、FSFが設立したDiscussion Committeesだ。登録するには何かコメントを提供しなければならないが、登録作業には手間がかからない。弁護士でなくても、あるいはプログラマですらなくても、コミュニティには参加できる。

 PCの前に座って不平をこぼしているだけなら(不満を大いに述べてもらうのは大歓迎なのだが)、これに加わってみよう。そして意見の1つでも述べてみよう。だがくれぐれも、「髪に何つけてるの?」などと言うのはやめてほしい(FSFの創設者Richard Stallmanの長髪が印象的なのは確かだが)。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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