オープンソースとクローズドソース、生き残るのはどっちだ

opensource 2006-03-23 20:50:41

 IngresのCTOであるDave Dargoに対するインタビューの記事には、「オープンソースの滅亡を予想するIngres」という挑発的なタイトルが付けられている。

 だが、その内容はさらに刺激的だ。Dargoは、オープンソースが標準となる時代がやって来ると述べているのである。今ではわざわざEコマースではなく単なるコマースと言うのと同様に、今後5年以内には、ソースコードがクローズドであるなどと考えることすらなくなるというのだ。

 Dargoがこんな風に独善的な物言いをするのには訳がある。2005年にComputer AssociatesからスピンアウトしたIngresは先頃、OracleにいたBill Maimoneを「チーフアーキテクト」として雇用した。

 MySQLのようなオープンソース支持者とOracleに代表されるクローズドソースの擁護者がデータベース分野で覇を争う一方で、Ingresは「サブスクリプションモデル」の発展に努めているとDargoは言う。このモデルでは、サポートやアップデートに支払う料金が、実際にサポートサービスを受けたり、新たな機能を獲得するのに使われる。

 Dargoは無料のソフトウェアについて話しているのではないことに注意してほしい。Dargoが話題にしているのは、コードに支払った料金とそれに見合う対価のはっきりした関係である。無料品としてのソフトウェアではなく、コスト計算に基づいた価格モデルをDargoは推進しようとしているのだ。

 同氏の主張は魅力的だし、健康的ですらある。だがいつもの通り、IngresのDargoが、そしてMaimoneが、これを実現できるか否かが何より重要な問題なのである。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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