マイクロソフトとゼンソースの提携にもの申す

opensource 2006-07-21 20:47:08

 称賛に値すると感じていたMicrosoftの取り組みが、実は非常に一方的なものであることがわかった。

 Microsoftは同社のhypervisor上でLinuxを稼働できるようにすると述べたが、これはLinuxではなくMicrosoftのソフトウェアだけをコントロールするための措置だったのだ。

「今回の発表は、Windowsがハードウェアをコントロールしている場合にかぎり、今後リリースされるMicrosoftのhypervisor上でLinuxを動作させることができるという、一方通行以外の何者でもない提携を明らかにしたものである。こうした契約下では、同社が『先進的』と自負する『Longhorn』を、『Xen』仮想化ソフトウェア上に移植することも、ライセンス提供することもできない」

 (EMCの子会社である)VMwareのプラットフォーム製品担当バイスプレジデント、Raghu Raghuram氏から先日もらった電子メールには、こう記されていた。その後、製品および提携担当バイスプレジデントを務めるBrian Byunが電話をかけてきて、次のように話してくれた。

「こうした取り組みは、オープンスタンダードに従って進めるべきだとわれわれは考えている。特定のライセンスを適用せず、自由に利用できるようにしなければならないのだ。Microsoftが発表した提携は、双方向的とは言い難い」

「Microsoftは、Windows上でLinuxを自由に利用できるようになると言っているが、その反対は不可能だ。すなわち、LinuxよりWindowsを優遇しているわけである」

「開発コミュニティは、こうした不公平に異議を唱えるべきだと思う。われわれに必要なのは、相互運用性なのだから」

 やはりこういう結末が待っていたのか。なんだか定期的にMicrosoftを批判するのもばからしくなってきた。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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