一般市場からも愛されるオープンソースを目指す

opensource 2006-10-05 15:07:54

 本ブログの直近のエントリで「Open Office」に関する有意義な話題を提起したが、これによってまた新たな疑問がわいた。

 オープンソースが大衆市場で本領を発揮できないのはなぜなのか。

 もちろん、無料プログラムの中にも大衆市場で人気を博しているものはある。「Firefox」しかり、OpenOfficeしかり、Linuxしかりだ。だがそうした製品を語るとき、人々が注目するのは提供企業を突き動かしている利他主義であって、巨大なマーケットシェアではない。そうした製品の恩恵に預かっている人々(わたしもその1人だが)は、サポートを求めたりはせず、自分で何とかやっていこうと考えている。

 本ブログでは、大衆市場でも成功を収めるであろうオープンソースのビジネスモデル――有料サポートやアップデートなど――について語ってきた。オープンソースは、Microsoftをかなりのところまで追い込んでいる。

 現在オープンソースのメリットを享受しているのは、主に企業だ。企業は専従の管理者を雇っており、したがってオープンソースのサーバソフトウェアやプロ向けのアプリケーションを思う存分活用できるのである。

 こうした現状に関しては、わたしは1つの考えを持っている。大衆市場向けのアプリケーションを販売する企業は、特にセキュリティを確保するための各種サポートを提供するのに、相応の企業規模や組織体制および階層的な構造を有していなければならない。だが、オープンソース企業はそこまでの規模を獲得できずにいる。果たして今後はどうなるだろう?

 はっきりとした答えは提示できないが、うまくいくかもしれないビジネスプランなら思いつく。「本社」を作ってしまえばよいのだ。例えばOpenOfficeなら、最も大きな貢献をしている人々を雇って、企業が通常支払っている料金の1割程度でサポートサービスを販売する。もちろん、ユーザーコミュニティには、テンプレートやちょっとしたコードなどを無料で提供していく。おもしろいように稼げるはずだ。

 参加希望? 真剣な気持ちなら、ぜひ連絡を。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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