こんなにあった! 日の目を見なかった話題あれこれ

opensource 2006-11-24 14:52:55

 Microsoft、Oracle、Novellが最近行った発表のせいで、その他のオープンソース関連のニュースはどれも影が薄くなってしまった。文字通り、3社の話題以外には光が当たらなくなった格好である。

 実際には、さまざまな動きがあったのだ。

 例えばQlustersは今週初め、Dell、Intel、HPサーバをサポートする「openQRM」プラグインを発表し、GRIsoftは同社のウイルス対策製品をGNU/Linuxに対応させた。そのほかSams Publishingも、新しい「SUSE Linux」の電子書籍を出版している(Linux本が突如として一般的になった気がするのだが)。

 大手の動向にばかり目が向けられたことでいちばん割を食ったのは、Red Hatだろう。同社はドイツのベルリンで、現地時間11月20日から大きなイベントを開催していたのだ。ドイツ人がわたしの名字(Blankenhorn)をどう発音するのか確かめるためにも、ぜひ参加したかったのだが、残念ながら無理だった。

 先週Red Hatは、ニューヨーク証券取引所に上場を申請したという発表を行ったが、人々の注目はほとんど集められなかった。同社の「Java EE 5.0 Application Server」の主要コンポーネントとなる「JBOSS Enterprise Service Bus」のリリースや、Bullとの戦略的提携の拡大や、RedHat版「Enterprise Linux 5」のテスト開始もしかりである。

 ニュースメディアはいったいいつまで、企業のFUDや憶測に踊らされ、Red Hatや小規模なオープンソースベンダーを無視するつもりなのだろうか。

 読者がそうしたニュースに関心を示すかぎり、偏った報道は止みそうにない。ぜひ本記事を友人に転送して、メディアから無視されたニュースに注目するようし向けてもらいたい。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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