破産は必至? SCOの末路とLinuxの不確かな未来

opensource 2007-01-11 18:53:27

 ウェブサイト「Groklaw」に、NovellがSCOの破産は「必至」かつ「目前」とする文書を裁判所に提出したという記事が掲載されている。

 この文書は、裁判を終わらせる略式判決をNovellが求めたことに対するSCOの反対を受けたものだという。記事を執筆したPamela Jones氏は、同文書から、MicrosoftおよびSunが「SCOSource」ライセンスを購入しており、SCOはその収入で訴訟費用をまかなっていることがわかったとも書いている。またSCOは、裁判所にさらなる調査を要求するかもしれないとのことだ。

 本ブログではこれまでも訴訟の行方を追ってきたが、今度こそ決着がつくように思える。裁判所は本件におけるすべての聴取を終え、Novellの略式判決に対する要望を踏まえた両陣営の主張も出そろった。

 だが、この裁判がほんとうにそうした形で終わったならば、Novellは奇妙な立場に立たされることになる。Microsoftとの提携により、NovellはSCOがLinuxに対して主張したのと同等の権利をMicrosoftに与えたことになるからだ。Novellの「Open Suse」のダウンロード数は2006年第四四半期に大きく増えたが、これはすなわち、より多くのユーザーがこうした問題の影響を受ける可能性を示唆するものである。

 わたしなら、今の段階で裁判所がどんな結論を下そうと、とうてい安穏な気分にはなれない。金という血を吸いたくてたまらないドラキュラを撃退する、ニンニクやら銀のナイフやらを懐に隠し持っておくつもりだ。

(Dana Blankenhorn)

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