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 わたしのブログにコメントを寄せてくれたある人物が、SaaS(Software as a Service)を「抜け穴」と呼んだ。

 すなわち、SaaSモデルなら、オープンソースコードを使用し、独自のプロプライエタリ要素を付け加え、改良コードをコミュニティに還元せずに成果物(サービス)を販売することができるというのである。こうした手をしょっちゅう使っているのが、Googleだ。

 オンラインサービスに適用されるGPLとして、「Affero GPL」がある。同ライセンスは現在、「GPLv3」に基づいた改訂が進められている。

 しかしながらGoogleは、このAfferoを使用していない。同社が主に採用しているのは「Apache」で、GPLもいくらかは使っているが、Afferoは一切ないのだ。

 O'Reilly Mediaの創立者であるTim O’Reilly氏は、現行のライセンスはどれもオンラインのWeb 2.0アプリケーションには適していないと考えており、ユーザーが寄付したデータにも個人的権利を認める、Wesabeのオープンデータ権利章典のようなものを考案する必要があると主張している。

 Webの進化するスピードは、ライセンスの発展に比べて速すぎたのだろうか。ライセンスは、オンライン世界の望みをかなえられるようになるだろうか。オープンソースソフトウェアに基づくWeb 2.0は、実質的な「プロプライエタリ」であり続けるのだろうか。

 読者もぜひ考えてみてほしい。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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SaaSはオープンソースの「抜け穴」?

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