Linuxはやっぱりオタク向けなのか!?

opensource 2007-09-19 19:13:01

 今、非常に残念な気持ちになっている。

 「New York Times」が報じたところによると、きわめて高い評価を得ているにもかかわらず、Appleはデスクトップの小売店販売を縮小していくのだという。これが1つ目の理由。

 2つ目の理由は、あるレビュー記事にある。Linuxはやはりオタク向け――「Ubuntu」を搭載したDellのラップトップについて、「Wall Street Journal」でレビュー記事を書いたWalt Mossberg氏はそう断言した。同氏の発言はインターネット上で大きな議論を呼び、果てには政治関連のブログにまで取り上げられた

 Mossberg氏もレビュー記事の中で認めているが、同氏は、現在のUbuntuは一般ユーザーを対象としたものではないと明言しているCanonicalのMark Shuttleworth氏と話をしているのである。つまりMossberg氏は、はなからメインストリーム向けではないことがわかっているものをわざわざ選び、それをにおわせるタイトルをレビュー記事につけたわけで、わたしはその点に引っかかりを感じている。

 一方、Mossberg氏がテストをしていない「Zonbu」は一般ユーザーに適した製品で、初期の評価もおおむね好意的だ。

 結局のところ、Microsoftの「Windows Vista」には脆弱性があり、同社は反トラスト問題も抱えているが、いわゆる「一般ユーザー」には選択肢などなく、レドモンドの怪物に白旗を揚げるしかないということなのだろうか。

 ZonbuのようなシンプルなSaaSベースのクライアントと、ユビキタスなブロードバンドインターネットが存在している今日においては、そうでもないんじゃないかとわたしは思う。PCでなければダメな時代は終わりつつあり、インターネット、SaaS、仮想化を利用できる環境では、稼働させるオペレーティングシステムの種類は問われない場合が多いのだから。

 もちろん、それでもわたしが本物のオタクである事実は否定できないのだが。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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