IBMがKrugleとKodersにコード検索を依頼

opensource 2007-10-10 19:47:42

  先週はKrugle から「IBMが同社のSyndicated Code Search技術を採用する予定」と自慢するプレスリリースが「developerWorks」のサイトで出された。

 米国時間10月8日には、ライバルのKodersから、「developerWorksからソースコードを検索するように選定された」との発表があった。

 ちょっとした見事な検索のオファーのようだ。両社とも、堅実な検索とコミュニティ機能を提供している。また両社とも、企業エディションを持つため、利用者はこれにより自社のコードを取り扱うことができる。おそらくこの場合は、両社とも勝ち組となりそうだ。

 Google のプレゼンスが迫りつつあるものの、今回の動きは、この市場には(示す必要があるなら)コード検索のニッチ市場がまだじゅうぶんに存在するという証拠を示した。

 それはなぜか?コード検索は確固たる企業市場であり、狭く、深いものであり、「フリーサイズ」的なアプローチが最適とはいえず、個別の顧客にサービスを提供することから収益を得ることができるためである。

 このニッチ市場で言えることは、企業ソフトウェアにおいても概ね該当する。顧客の需要が限定され、個別の取引から得られる価値が上昇するにつれ、より小規模で専門化されたベンダーが大いに優位に立つかもしれない。

 かつては大きな利権であったこと――ソースコードをオープン化すること、それを特定の企業システムに合わせて調整すること――が、企業のオープンソーススペースにおいては標準的な慣行となっている。今ではこうした顧客はいっそう専門化した配慮を求めているが、小規模なオープンソース企業がそれを提供しているのだ。

 これらの企業はオープンソース業界の基幹となっているが、それに相応しい功績や注目を得ていない。とくにメディアの扱いがそうだ。読者がどうもあまり関心を持っていないためである。

 ページビューやコメントをカウントする本ブログの透明性により、それを裏付けるデータがある。読者は Microsoft、ライセンス論争、サクセスストーリーといった話題の方を好むようだ。

 しかしときおり、私はこうした小規模ながら成功を収めているベンダーを激励することにこだわりたい。読者にもそうなってほしい。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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