IT予算減額中こそSOA

soa 2005-10-06 21:08:37

 Information Weekが行ったトップITユーザー企業を対象とする年次アンケートによると、多くの企業が、ITへの投資をより効果的に行う方法を模索する一方で、IT出費の引き締めにかかっているようだ。「Information Weekが選んだトップ500社のIT費用は平均2億9300万ドルで、過去5年間で最低だった。総売上に対するIT予算の割合は、トップ100社は3%、以下の400社は2.8%だった。これは、多くの企業が、効率改善によってコストを抑え、予算が少なくても、新しいプロジェクトに資金を投入できるように努力してきたことを反映した数値である」と同誌は述べている。

 このような動きは、SOAを推進する人々にとっては朗報だろう。SOAのメリットは、既存のIT資産を活用できること、あるいは非常に高価な資産をより安価なものに取り替えられるところにある。

 同誌の記事で紹介されているStarwood Hotels & Resorts Worldwide Inc.は、現在、SOAを使って意欲的にシステムを実装している最中だ。「Valhalla」と名付けられた同社のプロジェクトでは、750のホテルが2006年の2月までに、メインフレーム環境からサービス指向のインフラに移行することになっている。「うまく行けば、来年の今頃、わが社のメインフレームは分厚いほこりをかぶっているはずだ」と同社のCTO、Tom Conophyは語る。

 同社は現在、部屋の利用状況の検索や予約の手配、リピーター顧客の登録など、約150のWebサービスを開発している。

 Starwoodでは、2006年にはホテルの各部屋に「ネットワーク化された次世代型テレビ」を設置する予定で、(SOAによって)それらのテレビにサービスを配送することを目指している。

(Britton Manasco)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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