SOAプロジェクトの7つに1つは失敗--米調査

soa 2005-11-21 20:18:42

 少し前に、私は当ブログのなかで、業界の専門家がSOAについて、Gartnerによるハイプ・サイクルの「幻滅期」に入ったと考えていると書いた。SOA PipelineのAlice LaPlanteが自身のブログで発表した調査結果を見ても、SOAがかなり深い泥沼にはまってしまっている実態が分かる。

 SOA Pipelineの調査では、回答者の24%がSOAプロジェクトが「かなりの困難」に突き当たっていると述べている。この24%の回答者のうち60%が、「自社のSOAプロジェクトは失敗した」と答えた。これは全体の14%、すなわち7社に1社の割合に相当する。

 また、LaPlanteによると、回答者はSOAプロジェクトの成果が表れるまでの時間の長さを心配しているという。また回答者の24%は、「自社のSOAプロジェクトが計画通り進んでおり、これらのプロジェクトからタイムリーなROIを得られるだろう」と述べたが、一方で、それより多い43%の回答者が、「計画通り」進んでいるという自信を示しつつも、「自身の予想より時間がかかっている」と述べた。

 こう見ると、SOA実装の成果はさまざまなようだ。にもかかわらず、多くの新しいSOAプロジェクトが今でも進められている。同じ投稿の中で、LaPlanteは、Merrill Lynchが「壮大なSOA計画」に取り掛かろうとしていることに言及し、その一環として同社がWebサービスを利用したポートフォリオ再評価サービスを提供する予定だと述べている。

 ということで、企業では、SOA実装の作業がこれからも続いていく。SOAに幻滅する人や企業が出ることは避けられないかもしれない。だが、SOAは、一回実装したらそれで終わり、というものではない。SOAは継続して行われる作業、プロセス、そして哲学にほかならない。不備な点を修正しながらベストプラクティスを確立していくには時間がかかるものなのだ。

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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