世界を変えた山括弧

soa 2005-11-28 18:32:08

 Kurt Cagleがついこの間開催されたXML 2005カンファレンスについて報告しているが、その中で1つとても貴重な意見を述べているので、そのリンクをここに掲載する。この中でCagleは、XML標準が、コンピュータの使い方やビジネスのやり方をいかに変え続けているかを、鋭く、徹底的に解説している。XMLそのものや、XMLに依存する仕様を扱う人間であれば必読の内容だ。

 なかでも次の2つのパラグラフが、Cagleの考えを的確に表現している:

 「(XML 2005)はXMLに関するカンファレンスではなかった。このカンファレンスでは、コンテンツ管理システム、サービス指向アーキテクチャ、ブログ、電子ビジネス関連の標準技術、データベース、インターネット、フォーム管理、プログラミング環境、セキュリティ、言語、インタフェース設計、ゲームがテーマに取り上げられた。つまり、このカンファレンスはITが織りなす世界の縮図だったと言ってよいだろう。いつの間にか、(XMLの)『醜い山括弧』の文法が、コンピュータ技術のほとんどの部分に侵入してきているのだ」

 「XMLは、一部の専門家が予測するように、基盤の中に溶け込んでいるわけではない。逆に、XMLが基盤そのものになり、その中にすべてのものが溶け込んでいるのだ。だからと言って、XMLコミュニティの仕事がこれで終わったわけではない。実際のところ、XML革命がどんなものをもたらしてくれるか、われわれは、ほんの少ししか見ていない。われわれは、土台となる定義を構築する段階をようやく終えて、次の段階へと進もうとしているところなのだ」

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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