委員会の新設でSOAの複雑性を解消…できるのか!?

soa 2007-09-11 17:43:11

 すでに話題になっているとおり、OASISがSOAの簡素化を望む声にこたえ、「Service Component Architecture(SCA)」規格ファミリの強化に取り組む6つの委員会を新たに設けることを発表した。

 役立たずの委員会をからかうジョークが、思わず口をついて出そうになる。例えば、「ラクダはSOA委員会がデザインした馬だ。ラクダをオアシスに連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」だとかなんだとか…。

 今回のことで、OASISが冷笑を買ったのは間違いないない。Dick Weisinger氏のブログエントリが、各方面の反応をうまくまとめていると思うので、紹介しておこう。

SOAは複雑すぎるという批判を払拭するため、IT業界標準化団体であるOASISが、奇妙な対策を打ち出した。新しい技術委員会(TC)を6つも作って、さらなる規格を生みだし、形にしていくことになったのである。SOAという島は、すでにきわめて複雑な規格の海に四方を囲まれているのに。多数の規格間の関係を示す相関図を掲載しているWebサイトも、1つどころではなく存在しているくらいだ。もっともOASISは、委員会を高度に専門化された小グループに分け、特定の知識を持ったメンバーからなる少数精鋭集団が問題解決に当たるようになれば、それぞれのテーマにおける進展もより速くなると、今回の方針の正当性を主張している。

 どうやらOASISは、標準を策定するアプローチとして、ビッグバン方式ではなく、「小さなことからコツコツと」方式を選んだようだ。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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