オリンピックレベルのハッキング競争

Richard Stiennon 2007-12-19 09:41:22

私の500回目のブログでは、中国のハッキングについて取り上げます。

多くのセキュリティ業界関係者は、ここ数年の間、2008年のオリンピックと何らかの接点を持っています。北京で行われるこのオリンピックの安全な運営に責任を負っているIT関係者に私が初めて会ったのは、2002年のことでした。その当時懸念されていたのは、ハッカーが何らかの方法で、リアルタイムな競技の点数報告に妨害をかけ、結果を改竄してしまうことから守るということでした。しかし現在では、スポーツチームのITシステムに事前に侵入し、トレーニング状況、能力、その他、たとえばセーリングのチームにとっての“天気”など、物理的な要素に関しての情報を得ることを目的とするようなハッキングが現実に起こっています。

タイムズのオンラインサイト(TimesOnline) に最近掲載された記事より。

最初に標的にされたスポーツは、10月に狙われた英国のカヌーチームでした。英国の他のオリンピック競技チームへは、即座に情報が行き渡りましたが、イングランド アマチュアボクシング協会(ABAE)のITシステムは、3週間に渡り8回の攻撃にさらされてしまいました。そして2度の調査が、これら全ての活動が中国にあるインターネットプロトコル(IP)からのものであったことを突き止めました。ABAEのチーフエグゼクティブである、ポール キング氏は次のように述べています。「これは子供のお遊びではなく、まさしくプロの仕業です」

私は、中国のハッキングに関するブログは、これが最後とはならないような気がします。

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