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わざと、こぶし1個分あけてみる

八木大造(Daizo Yagi)   2008年7月22日

 人に言っても仕方がないと思うことがある。高校のとき半年だけラグビー部だった。ある日、練習で左肩を脱臼した。いろいろ試したけれど完治しないで癖になった。ちょっとした拍子で肩が抜ける。電車で網棚の荷物を取るときや、なんとベッドで寝返りの最中に肩が抜ける。毎回突然の痛みに気力が奪われる。抜けた肩を元に戻すコツは身に付けた。人に言わず20年間、頻繁に抜ける肩と闘ってきた。一生治らないものだと思い込んでいた。でも2年前に笑っちゃうぐらい簡単な方法で解決したんです。

 いちおー日課のストレッチと筋トレで、これまでずっと無意識の内に脇を絞めてやっていた10kgのダンベルを、なんとなく脇をこぶし1個分あけてやり始めた。それからです。一度も肩が抜けなくなった。少年のころコーチに言われて脇を締めてバットを振ったら打率があがった。そんな小さな成功体験が「こぶし1個分あけてやってみる」という恐ろしく簡単な事を20年間ボクに試させなかった。

 2007年3月、クレオはパワーウィングスと共同で家族支援サイト「ファミリーウィングス」をオープンした。海外では前年から家族SNSが話題になり、日本でも東京ガスさんが素敵な家族SNSをオープンさせた。ボクらは家族SNSに家族支援ツール(TV電話?とか家系図とか)を付加して家族支援サイトとしてオープンした。2007年5月、資本提携しパワーウィングスを子会社化した。ボクも役員として責任を負うことになった。すぐにつまづいた。3月にオープンした家族支援サイトの調子がよろしくない。アクセスや利用者数がなかなか伸びない。日を追うごとに心配も増す。夜も休日も心配がとまらない。ワラにもすがる思いで行ったグループインタビューでボクらは考えさせられた。

a.家族の絆、家族の笑顔が見たい!のコピーはどうかと思う

b.とても素敵な言葉ですけれど、そんなにハッキリ言われたら

c.照れ臭さいし、うさん臭さいし、普通が一番と言いたくなる

d.だから、ここは自分が来るべき居場所じゃないと思うのです

 こんな中で人気のあるコンテンツもあった。それが家系図でした。ボクらはこの家系図だけを切り出して「ネットde家系図」として2007年8月にオープンした。コピーも「家族の絆」とか「家族の笑顔が見たい!」とか、そーゆーのじゃなくて単に「家系図をつくってみよう!」だけにした。わざと、こぶし1個分あけてやってみた。するとパラパラと人が集まってくるようになったのです。軽いノリでもゲーム感覚でもいい。人が集まらないと何も始まらない。家系図を作り始めれば自然と利用者は自分の家族や親戚を意識する。それでいいじゃないか、いや、それがいい。と考えたのです。(つづく) → 「ネットde家系図」

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顔がデカイのもコンプレックスだ。正装して真面目な顔は、靖国神社の権宮司様のお話をお聞きしているので。靖国神社には神道も仏教もキリスト教の信者も分け隔てなく祀られているそうです。スゴイことじゃないかとボクは思うのです。鶴川流花押の望月先生に連れて行って頂きました。ありがとうございました。(今年7月:靖国神社)

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