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タマにどんなに回しても蓋が開かないビンに気をもんだりすることがある。大抵は蓋を垂直に上に引っ張るとスポンと抜けたりするのです。

ここに辿り着くまでに費やした気のもみ具合を考えながら、何度も同じことにつまづく自分にガッカリするのです。悔しさを中和させようと、子供たちにそのビンを渡してみると、やたら簡単に開けてしまうので、やり切れない感じが更に増したりするのです。

言い訳だけど、決して何も考えずに蓋を回し続けたワケじゃないのです。溝が壊れた可能性も考慮して、押しながら回したり、引きながら回したり、ちょっとナナメに圧力を加えたりしながら回してみた。で、ちょっとムキになって衝撃を加え始めたところで、はたと気づく。

そんな自分にガッカリせずに、笑い飛ばせる心の豊かさと、これからの人生で遭遇するだろう本当に大切なビンの蓋を開けなきゃいけない時にこの経験を生かして機転が利くようにありたいものだと思うのです。本番のその時、機転が利くかどうかで自分の真価が問われる。でも、たとえ本番で失敗したとしても、笑い飛ばせる心の豊かさはいちおー保険で持っておこー。(つづく)

 

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蓋が開かないビンに気をもんだりして

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