IntelとVMwareは3月7日、エンタープライズおよび新たな市場セグメントに対する有用な仮想化技術の提供に向けた広汎な協業を発表した。Intelは、仮想化技術の認知向上や普及促進に向けた製品サポートの強化および世界規模の共同マーケティングキャンペーンを開始すると発表し、VMwareが同社の将来製品でサポートを計画している新たな仮想化技術の仕様を公開している。
Intelは同日、同社の次世代仮想化技術「Directed I/O向けインテル・バーチャライゼーション・テクノロジー(VT-d)」の仕様を公開した。同技術は、ハードウェアレベルでI/Oデバイスがバーチャルマシンやパーティションに割り当てられるようにし、仮想化環境でのデータ移行の際の性能や信頼性を向上させるためのもの。技術仕様は、PCI SIGで行われている、PCI Express I/OデバイスのI/O仮想化機能を実現するための標準化を推進するものとなる。
VMwareは、現在出荷中の「VMware Player」「VMware Workstation」およびベータ版出荷中の「VMwareServer」と「VMware ESX Server 3.0」で試験サポートを提供するなど、すでにIntelの仮想化技術を一部サポートしている。
VMwareは同日、2006年下半期に同社の主要なエンタープライズ向け仮想化製品「VMware ESX Server」で、Intelの仮想化技術をサポートする計画を発表。また、Intelの次期プラット フォームに向け、「VMware ESX Server」を含む同社のエンタープライズ向け仮想化製品で、VT-dのサポートを実現する計画も明らかにした。
両社は共同で、仮想化技術の認知向上および普及を促進する、数百万ドル規模のマーケティングキャンペーンを展開する予定だ。
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