「Windows 7」のXPダウングレード権は最長18カ月

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子 2009年06月22日 11時53分

 Microsoftがやっと、「Windows 7」で提供する「Windows XP」へのダウングレード権に関して、これまで公開しなかった情報を発表した。期限だ。

 Windowsを購入するボリュームライセンスユーザーには、前バージョンのWindowsにダウングレードする権利が自動的に付与される。Microsoftのポリシーの下、Windows 7のボリュームライセンスユーザーは、「Windows Vista」、XPなど前バージョンのWindowsにダウングレードする権利が認められている。

 Microsoftの代表者は2009年、Windows 7からWindows XPにダウングレードする権利の有効期限を、Windows 7が出荷されてから6カ月間にするといううわさについてコメントを避けた。このときリークしたメモでは、期限を2010年4月までとしていたが、MicrosoftもHewlett-Packard(このメモに記載されていたOEM)もこの情報を正式に認めていない。

 しかし米国時間6月17日、Microsoftの代表者はComputerworldに対し、ユーザーがWindows 7からXPにダウングレードできる期限は、最長で2011年4月までと述べた。つまり、Windows 7の一般提供日である10月22日から18カ月後ということになる。

 Microsoftの代表者は、次の声明文とともに発表した。

 「Windows 7 ProfessionalおよびUltimateの顧客は、Windows 7の一般向け発売から18カ月後、もしくはWindows 7のService Packがリリースされるまで、Windows XP Professionalにダウングレードできる。期限はどちらか早いほうで、Service Packが開発されればということになる」

 (ああ!また例の「Service Packが開発された場合、そのときは」だ!Windows 7のSP1のビルドとみられるものがすでにリークしているが、これについては忘れたことにしておこう。Microsoftは以前も、Vista SP1リリースが控えていることを隠そうとしていた。Windows 7でも同じ戦略をとるつもりなのか?残念なことだ。多くのビジネスユーザーが、最初のSPを開発計画のガイドラインにしているのだ)

 話を「18カ月」に戻そう。Windows 7からXPにダウングレードする必要があるのか、したいのかについては、わからないという人がほとんどだろうが、ダウングレード機能は必要だ。企業の多くがいまでもXPを利用しており、新しいOSに突然大規模な移行をしようなどとは考えていない。特に、自社業務アプリケーションの互換性が確認されるまでは。

 MicrosoftがXPへのダウングレード権に期限を設けるのはどうしてだろうか?8年前のOSから新しいOSにユーザーを移行させる以外に、なにか理由があるのだろうか?Microsoftにさらなるコメントを求めているので、もし回答があればここで紹介したい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

関連キーワード
経営

この記事を読んだ人におすすめの資料

関連記事

「特集 : オール・アバウト・マイクロソフト」 バックナンバー

ピックアップコンテンツPR

ZDNet JapanスペシャルPR

企画特集一覧へ

カテゴリーランキング
スペシャルPR
新着企業動向

企業動向一覧へ

ZDNet Japanは、情報システム部門の読者を対象に、ITを活用したビジネス課題の解決策を提供します。技術や製品の解説、ケーススタディ、ホワイトペーパーなどを通じて、情報システム部門の正しい意志決定を支援します。

ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。