その他にもコラボレーションスペースでは、DJイベントやプロジェクターを使った映画鑑賞会などが社員企画で催されるそうです。そして、チャットハブや月例会での談話の流れから、自然発生的に生まれた、フットサルやバスケットボールなどのサークル活動も行われています。
また、ミクシィ社員には、新オフィスに移ってから分かった大きな「特典」がありました。東京の夜景が一望できるコラボレーションスペースは、夏の恒例イベントである「神宮外苑花火大会」の特等席だったのです! そこで同社では、2008年の花火大会の日を「浴衣デイ」と設定し、浴衣を着た社員とその家族も参加しての花火鑑賞会を行ったそうです。
それにしても、月例会から年4回の納会まで、企画や準備する側としてはなかなか大変ではないでしょうか。その点をお聞きしてみると「これは続けて欲しい」と言う同社 代表取締役社長 笠原健治氏からの強い要望があるとのこと。笠原氏は、常に懇親会に最初から最後までずっと滞在し、社員一人ひとりの話に耳を傾けているそうです。
Ziddyちゃんとのツーショット写真にも笑顔で応じる笠原社長「どの職種においても、『いいコミュニケーションが生まれるところに必ず何かが生まれる』という思いが会社の基盤になっていると思います。サービスの普及と会社の成長に合わせて人を採用してきた中で、もともと根付いていた当たり前のことが暗黙知になってしまい、消えて行くのではないかという心配もあったので、あえて会社のバリューの中に『チームワーク』という項目を入れ、ミッションとして明確化しました」と水本さんは説明しています。
また、高久部長は「会社の人員が増えるに従い、意識しないと隣の人が誰か分からなくなる。入社間もない社員は、『こんなに集まる回数があるんですね』と驚くこともありますが、社内イベントによって『全体感が見えやすい』、『なじみやすい』などの言葉を聞くので、効果があるのかなと思っています。また、納会は金曜に行うのですが、週明けにコラボレーションスペースに行くと普段より人が多く、交流している様子が伺えます。月例会や納会は、交流の場としても、会社のビジョンやミッションを浸透させる場としても重要な機会だと考えています」と話しています。
最後にミクシィの受付エリアで目にした何枚かの集合写真が気になったので聞いてみたところ、毎年6月のミクシィの創立記念日に社員が集まって撮影する全体写真だそうです。数十人規模だった会社立ち上げの頃の写真は、みんなで正面を向いての写真ですが、300人近くになった2008年の写真は、オフィスのあるビルの駐車場ロータリーに集まって、「mixi」という人文字を作り、許可を得て隣のビルからカメラの得意な社内のスタッフが撮影したものだそうです。人と人とのつながりを自分たちが楽しみながら、自然に会社に対して皆が同じ方向を向いている、ミクシィはそんな印象を与えてくれます。今後ミクシィがどのような「コミュニケーションのインフラ」を展開してくれるのか楽しみです!
それでは、今回はこの辺で! あなたの会社のユニークな制度についての情報も、ぜひお寄せくださいね。
| 「あったらいいな」を実現する企業:ファイル6 | |
|---|---|
| 社名 | ミクシィ |
| 事業内容 | SNS「mixi」、転職サイト「Find Job !」の運営 |
| 設立 | 1997年6月 |
| 従業員数 | 282名(2009年3月31日現在、契約社員等含む) |
| 資本金 | 37億2535万円(2009年3月31日現在) |
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