日立インフォメーションテクノロジー(日立IT)は3月30日、自席から利用可能なテレビ会議機能の追加や、「FOMA無線LANデュアル端末N900iL」対応などの機能強化を図ったIP電話システム「SIP:OFFICE」を発表した。4月1日に販売を開始し、5月1日に出荷を始める。
従来のPHSシステムは、PHS無線アクセスポイントと無線LANアクセスポイントをそれぞれ設置する必要があり、二重投資が課題だったという。SIP:OFFICEはインフラを無線LANに一本化できるため、PHSシステムに比べ設備コストや運用コストを削減できる。
同システムでは、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末であるN900iLの利用を可能とした。その結果、1台の端末を、社内やグループ企業の施設内では無線IP電話として、社外ではFOMA携帯電話として使える。さらに、固定IP電話とFOMA/無線LANデュアル端末といった複数のデバイスに同じ電話番号を割り当て、同時に鳴らすことができる。「離席中でもモバイル端末で電話を受けられるので、折り返し電話や伝言メモ作成といった時間/機会のロスが大幅に減る」(日立IT)
通話はファイアウォールやNAT越しでも行える。また、ソフトフォンにはPPTPを実装してインターネット経由の通話の盗聴を防ぎ、安全な情報交換を実現する。
RADVISIONのテレビ会議システム「viaIPシリーズ」に対応しており、自席から電話と同じ操作で会議に参加できる。
価格は、50ユーザーシステム(IP電話25台、ソフトフォン25式という構成)で約380万円から。年間300システムの出荷を予定している。
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