日立製作所は2月21日、メインフレーム「AP8000EX」とOS「VOS3/LS」を日本版SOX法に対応させるため、セキュリティ機能や監査支援機能などを強化し、2月23日から販売を開始すると発表した。
今回の製品強化では、セキュリティ機能を大幅に強化。監査証跡の拡充やオンライン業務の認証機能強化、監査証跡情報の管理・運用性の向上が図られている。暗号化アルゴリズム「AES」も新たにサポートした。また、SOA対応機能、ストレージ管理機能を強化し、アクセラレートプロセッサの適用処理なども拡大した。
メインフレーム向けデータベースである統合DB/DCシステム「XDM」においてシステムへの侵入、不正アクセスの監査情報として、これまでのユーザー認証結果、ユーザーID、アクセス時刻、データや業務プログラムといったユーザー資産などの情報に加え、XDM運用コマンドの実行履歴も取得ができるようになっている。
データコミュニケーション管理システム「XDM/DCCM3」のトランザクション処理では、「総合利用者管理機能」と連携することで、アクセス権の認証機能を強化している。ユーザーIDでの認証に加え、使用端末名称認証を追加したことによって、なりすましなど不正な端末を利用したXDMへのアクセスを防止できるとしている。
さらに、大容量高速テープ規格LTO(Linear Tape Open)のひとつである「LTO Ultrium3」規格に準拠したドライブを採用し、コンパクトなLTOライブラリ装置「L18/500」をサポートする。
命令プロセッサの負荷を抑え、仮想テープ機能「DMFVTLS」やオープン系テープ装置「LTOライブラリ装置」へのバックアップ機能である「DMFOPDS」など特定処理を実行するアクセラレートプロセッサにおいて、メインフレーム帳票オープン連携支援「Print Data Exchange分散ライタ」、データベースレプリケーション機能「XDM/XT」、AES暗号ユーティリティである「VOS3/Keymate」を新たにサポートしている。
VOS3/LS関連製品の月額価格は、XDM/DCCM3が27万7200円、DMFVTLSとDMFOPDSが15万7500円、VOS3/Keymateが3万1500円。XDM/DCCM3は2月28日に出荷し、その他は4月に出荷する予定。L18/500の価格は990万円。4月に出荷する予定だ。
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