開催場所: 東京
開催日: 2006-10-05
申込締切日: 2006-9-28
企業経営にITが密接に関わる昨今、ITトラブルが経営に大きな影響を与えています。機器の障害やプログラム書き換え時のバグによるサービスの停止が具体例です。これは従業員の移動/離職によるサービスレベルの低下といった管理/体制面、ランニングコストの増加などコスト面が起因していると言われています。つまり、今までのようにIT機器を管理するだけでは、サービスレベルを維持できない状況になってきているのです。
そこで、ただITを管理するのではなく、サービス全体をマネジメントする必要があります。サービスを提供するうえで、資金や人的財産といったリソースは十分なのか。どのようなトラブルが発生する可能性があるのか。それを解決するにはどうすればよいのか。といった課題を解決する、効率よく効果的な仕組み作りが、柔軟かつ強固なサービスを作るのです。
「ISO/IEC20000」はお客様に適切な品質のサービスを提供するための、ITサービスマネジメントシステムを構築している事業者に対して与えられる第三者認証です。この規格には2つの大きな特徴があります。まず、ITサービスマネジメントのベストプラクティスをフレームワーク化したITILが規格の主体になっている。次に、そのフレームワークをPDCAサイクルとして実現できる体制が整っているということです。そのため、ISO/IEC20000はビジネスの観点でサービスをマネジメントする認証規格だと言えるでしょう。
今回のセミナーでは、ISO/IEC20000がどのようにサービスの質を向上させるのか、認証審査機関であるデットノルスケベリタスエーエス(DNV)様を交えてご説明します。サービスの安定稼動、コストの削減、顧客満足を追求される経営者様、情報システムご担当者様にぜひご参加いただきたいセミナーになっております。当日ご参加の皆様には「ISO/IEC20000 早わかりガイドブック」小冊子を無料で差しあげます。