ハイエンドなエンタープライズ領域までをカバーするDell Storage SCシリーズの実力

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2016-01-26 11:30

[PR]テクノロジーの高度化で、ストレージ製品への要求も同時に高まっている。本稿ではデルのストレージ製品「SCシリーズ」について担当者が解説。大規模環境に向けて提供される機能、コストメリットなど。

デルは、2015年11月4日にハイエンドストレージ製品「Dell Storage SC9000アレイコントローラ」の国内提供を開始している。大規模データセンターにも対応できるストレージ製品であるSC9000をリリースすることによって、Dell Storageはエントリーレベルからハイエンドまでのラインナップを揃えたことになる。クラウドやIoTが注目される中で、大容量で柔軟なストレージ製品が求められる中、デルのSCシリーズでは大規模環境に向けてどのような機能が提供され、どこにコストメリットがあるのだろうか。

大規模基幹システムやデータセンターで利用できる高スペックなストレージ製品

 Dell Storage SC9000は、12GbSASカードを5枚搭載し、アレイごとに3PB(最大960ドライブ)の物理容量を備えるハイエンドストレージ製品だ。SC8000と比較して、40%以上のIOPSの向上、および110%以上のスループットの向上を実現し、圧縮機能の拡張によってフラッシュ(SSD)の容量を93%節約できるようになっている。他社のハイエンドモデルよりも大容量の256GB(最大512GB)の標準メモリとストレージ用途のプロセッシングに最適なインテル® Xeon® プロセッサー E5-2667 v3 (3.20GHz)を搭載しSSDの性能を十二分に引出し、コストメリットの高いTLC 3D NANDテクノロジSSD搭載モデルを提供していることも大きな特長となっている。


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 また、標準でDell Copilot Supportが提供され、導入とコンサルティングサービスを受けられることもSCシリーズの特長の1つだ。これにより、システム分析によるデータ効率の向上や戦略的な設備投資のプランニング、パフォーマンスチューニングやプロアクティブな障害対応が可能となる。オプションで専任のCopilot System Analyst(CSA)がサポートを行うCopilot Optimizeサービスも提供されており、すでに利用しているユーザーからは、リモートでひと通りの運用支援が受けられ、問題が発生する前に解決することでシステムを安定的に稼動させることができるという声も上がっている。

既存のEqualLogicユーザーにもデータ移行や管理統合できる機能を提供

守田 一也 氏
デル株式会社
ARJエンタープライズソリューション/アライアンス
エンタープライステクノロジスト
守田 一也 氏

 デルでは、ストレージ製品に対して、SDS(Software Defined Storage)ソリューションの提供、Flash(SSD)の推進という目標を立てて開発を行ってきた。しかし、SC9000のリリースによってエントリーからハイエンドまでの拡張が可能になった今、最も重要なのは、シングルアーキテクチャで製品を提供することだとデル株式会社 ARJエンタープライズソリューション/アライアンス エンタープライステクノロジストの守田 一也 氏は話す。「もちろん、クラウドとの統合や複数ストレージ間の階層化サポート、マルチプロトコルサポートといった機能は非常に重要です。しかし、我々がアンケートを取っていく中で、以前から変わらない要望として、容量の拡張性や既存システムとの整合性を求めるお客様は非常に多い。我々は、2008年のEqualLogicをはじめとして、2011年のCompellentまで、さまざまなストレージアーキテクチャのよいところを提供してきました。今後は、既存のお客様に対して、これらのアーキテクチャをDell Storage SCシリーズの統合シングルアーキテクチャに変換していくことで、スムーズなデータ移行とレプリケーションを行えて統合管理ができる環境を提供する必要があります」。

 そのため、デルは、オペレーティングシステムのDell Storage Center 6.7(SCOS 6.7)で大規模環境向けの機能およびシングルアーキテクチャ向けの機能を大幅に強化している。SCOS 6.7では、PSシリーズ(EqualLogic)ユーザーに対して、SCシリーズへのデータ移行をウィザードで簡単に行えるようになっており、オンラインでもオフラインでもデータ移行が可能となっている。また、2016年上半期には、SCシリーズとPSシリーズの間でレプリケーションできる機能も提供し、両方のプラットフォームをDell Enterprise Managerで統合管理できるようにする予定だ。「これによってお客様は、EqualLogicをリプレイスせずに、新たに必要になった部分にSCシリーズを導入することができるため、これまでの投資を無駄にすることなく、適材適所にストレージを配置することができるようになります」と守田 氏は話す。

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