ITサービス&マネジメントが取り組むべき、新たなデジタル・テクノロジー

 企業のITサービス&マネジメント部門は、デジタル・テクノロジーの面から、事業や業務について全社的な課題や改善点を提示する存在になるべきだと言われて久しいが、そのデジタル・テクノロジーとビジネス自体が大きな変革の時期を迎えている。IT部門の企画力が、これほどに試される時代はかつてない。

 日進月歩のデジタル・テクノロジーを身をもって体験してきた人であれば、現在の進化がどれだけの影響をビジネスにおよぼすのか、強い興味を持っているだろう。

 「IBM XCITE SPRING 2015」は、ITサービス&マネジメント部門やシステム開発者にとっても、極めてエキサイティングなイベントになるはずだ。一層の進化を遂げたモバイルやクラウド、ソーシャル・コラボレーション、ビッグデータ分析といった新たなデジタル・テクノロジーの最新動向をあらためて把握する最適な時間になるだろう。

マーケティング分析からIoTまで、ワトソンとビッグデータが切り開く、
新時代の幕開け

 ビッグデータとクラウドに代表される膨大なコンピューティングパワーを背景に、ディープラーニングによる機械学習が注目を集めている。ワトソンやアナリティクスの対象となる、このようなビッグデータは、大きく2つの種類がある。

 ひとつは、顧客に関するデータ。ソーシャルネットワークやモバイルの普及で、これまで以上にスピーディかつ大規模に集められるようになった様々な形式の顧客データである。

 「ワトソン」は、これらのデータを解析するフロントエンドとして、すでに大手銀行や保険企業で採用され始めている。ITサービス&マネジメント部門としても、このようなソリューションに対する環境整備をどのように進めていくのか、その実現と具体的なステップを理解しておく必要があるだろう。

 もうひとつは、センサーとネットワーク技術の革新で可能になった、IoT:モノのインターネットによるデータだ。各種センサーやメーター、自動車、船、飛行機、医療機器、ビルなど、あらゆるモノが、今やコンピューティング・デバイスを備え、稼働状況や観測データを膨大なデータとして発信している。そこから集まった膨大なデータの収集・選別・分析を短時間で進めることが、すでに可能になっている。

 「IBM XCITE SPRING 2015」では、マーケティング分野のビッグデータ分析だけでなく、2日目のセッション「IoT最前線」をはじめとして、リアルタイムにデータを収集しリアルタイムに分析をするためのインフラ構築などについて理解できるだろう。

最先端の企業クラウドから先進ユーザーが集うコミュニティまで
SoftLayerとBluemixが生み出すスピードと変革力


 ビジネスの変化とスピードに対応するためには、いまエンジニアに必要とされていることはなんだろうか。ビジネスの変化とスピードに対応するため、システム構築やインフラ整備などを迅速かつ適応的に行う「アジャイル手法」や、開発と運用を一体化する「DevOps」が重要になると言われている。また、アプリケーションやシステム基盤のサービス化にともなって、エンジニア同士の情報交換を促進するコミュニティ活動も、これまで以上に盛んになってきている。

 「IBM XCITE SPRING 2015」では、IBMが提供するハイブリッドクラウドサービス「SoftLayer」と、様々なエンタープライズアプリケーションの構築・運用が可能なPaaS「Bluemix」について多数のセッションが用意されている。「企業向けクラウド」の最新動向やクラウドを活用したビジネス改革事例が紹介されるという。これまでのウォーターフォール型の企業システム開発を、どのようにアジャイル型の開発・運用体制に変革していくのか、これからのあるべき姿を理解することができるだろう。

 また、1日目の最終セッションでは、IBMクラウドユーザーミートアップの開催も予定されている。こちらも、情報交換のために活用してみてはいかがだろうか。

モバイル、クラウドセキュリティからサイバー攻撃の最前線まで一挙紹介!

 天文学的に増え続けるセキュリティインシデント、対応に追われるITサービス&マネジメント部門のセキュリティー担当者は、イタチごっこをくり返している。いくら防御策を施しても、また新たな脅威が登場して、それに対する防御に追われるというように場当たり的な対応を、どうすれば解消できるだろうか。そこで、これからの複雑化したセキュリティー対策では、点と点を結ぶ考え方が重要になってくる。

 世界的なIT企業であるIBMは、SOC(セキュリティーオペレーションセンター)を中心に15000人以上のセキュリティー専門家が世界規模で活動を続けており、セキュリティー研究機関であるX-Forceと連携し1日約200億件ものセキュリティに関する情報を収集・分析している。

 「IBM XCITE SPRING 2015」のセキュリティセッションでは、このように複雑化するセキュリティー脅威に対抗するため、最新情報と解決策のヒントが得られるだろう。たとえば、「SOCアナリストが語るサイバー攻撃の早期検出の現場」では、サイバー攻撃の早期検出の現場をSOCアナリストが紹介する。また、「セキュリティー担当者必見!最適なインシデント管理までの3ステップ」では、セキュリティー事故が起きたら、まず何をすべきか、セキュリティー担当者が企業を守るためにとるべき3つのステップを具体的に解説する。このほかに、パブリック・プライベート、ハイブリッドで利用されるクラウドのセキュリティー対策や、スマートフォン、タブレット端末などのMDM(モバイルデバイス管理)などのセキュリティー脅威対策が理解できるはずだ。

 このように本イベントのセキュリティセッションでは、セキュリティー対策のイタチごっこを脱して、網羅的な施策に出会う機会になるだろう。

イベント情報
IBM XCITE SPRING 2015

日時:5/19PM-5/20

会場:グランドプリンスホテル新高輪
国際館パミール

>>登録はこちら

提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]