アセットレスなオフィスIT環境を実現するIIJのクラウドオフィスソリューション

2015年7月のWindows Server 2003のサポート終了を前に、企業の生産活動を支えるオフィス系システムのモダナイゼーションをいかに進めるべきか。既存システムをそのまま更新するだけでは、柔軟なIT基盤は構築できない。IIJ GIOを中心とするIIJのクラウドオフィスソリューションは、運用業務の負荷を低減してビジネスに貢献できるIT基盤を手に入れたい企業にうってつけの選択肢となるだろう。

オフィスIT環境見直しの好機となるWindows Serverマイグレーション

 アカウント管理・認証を提供するActive Directoryサーバー、メールやスケジューラーなどのExchangeサーバー、文書管理やコラボレーション機能を提供するSharePointサーバーなど、オフィスのIT環境を支えるオフィス系システムでは、Windows Serverがいたるところで使われている。そうした中、オフィス系システムをWindows Server 2003で構築している企業にとって、2015年7月の同OSのサポート終了は、早急に対処すべき頭の痛い課題だ。

慎世宰氏
IIJ ソリューション本部
エンタープライズソリューション部
OfficeITソリューション課
コンサルタント
慎世宰氏

 日本初の商用ISPとして、企業のインターネット活用を支えてきたIIJでも、同社のインターネット接続サービスを利用する企業を中心に、Windows Server 2003からの乗り換えに関する相談が増えているという。IIJ ソリューション本部 エンタープライズソリューション部 OfficeITソリューション課 コンサルタントの慎世宰氏は、次のように語る。

 「サポート終了まで1年を切ったWindows Server 2003ですが、まだまだ多くの企業で使われています。ここ最近で訪問した10社のうち5社では、Active DirectoryのドメインコントローラーでWindows Server 2003が使われていました。ただし、新しいOSにマイグレーションするだけでは、モバイル対応などの昨今のITニーズには対応できません。サポート終了問題を機に、柔軟で低コストのIT基盤に移行したいというお客様に対し、当社ではオフィス系システムの全面的なクラウド化を提案しています」

IIJ GIOとOffice 365の連携でセキュアかつアセットレスな
オフィスシステムを実現

 IIJが提案するクラウドオフィスソリューションの大まかな構成は、クラウド基盤のIIJ GIOの上でActive Directoryサーバーなどのオフィス系システムを提供し、メールやグループウェアなどのコミュニケーション基盤はMicrosoft Office 365を活用するというもの。念のために補足しておくと、Office 365は、ExcelやWordといったお馴染みのOfficeアプリケーションと、クラウドサービスで提供されるExchangeやSharePointなどの各種Microsoftサーバーの機能で構成される製品で、Web会議などのモバイルワークを支援する機能も利用できる。

 「クラウドオフィスサービスにはGoogle Appsなどもありますが、OfficeアプリケーションやOffice文書との親和性が高いことから、Microsoft製品に慣れたお客様には、Office 365をご提案しています。当社はMicrosoftパートナーとしてOffice 365の販売、導入支援、アカウント連携などの構築も行っていますので、オフィスITのクラウド化をワンストップでご提供できます」(慎氏)

 認証サーバーなどの従来ローカルネットワークに配置していたサーバーをパブリッククラウドに置くとなると、セキュリティ面が心配になるが、その点はどうだろう。

 「クラウドというとセキュリティ面で懸念をもたれるお客様がいらっしゃいますが、IIJ GIOは閉域網と組み合わせることでプライベートクラウドとしてオンプレミスと同じ感覚でご利用いただけます。閉域網での接続は、ネットワークのサービス品質の面でも有利です。また、IIJセキュアMXサービスを組み合わせれば、メールプラットフォームにOffice 365を利用する場合でも、メールの誤送信防止、添付ファイルの暗号化、メール・アーカイブなど、これまでゲートウェイで行っていたセキュリティ対策が施せます」

川北淳司氏
IIJ ソリューション本部
エンタープライズソリューション部
OfficeITソリューション課
川北淳司氏

 運用コストの削減も、オフィス系システムのクラウド化の大きなメリットだ。IIJ ソリューション本部 エンタープライズソリューション部 OfficeITソリューション課の川北淳司氏は、IIJのクラウドソリューションの強みを次のように説明する。

 「他社のクラウドでは監視サービスだけということも多いのですが、当社では監視はもちろんのこと、障害対応やシステムのアップデート、さらにはログ監査やヘルプデスクといったサービスも用意しており、お客様のご要望に応じてご提供します。これらのサービスを利用すれば、運用コストの大幅な削減が可能です」

課題に合わせてクラウド化のロードマップを策定

提供:株式会社インターネットイニシアティブ
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年7月15日
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