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スコアによりリアルタイムで高精度なスパム判定を実現する「TrustedSource」「SecureComputing IronMail 6.5」

後藤大地(オングス)
2007/08/27 16:00

3,000項目を超えるポリシーチューニングが可能である強み

 セキュアコンピューティングの提供しているアプライアンスは、特に個々のセキュリティポリシーを策定するような大企業向けのプロダクトだ。2,000人以上雇用している大企業向けのプロダクトと言って良いだろう。3,000項目を超えるポリシーチューニングが可能であり、複数のセキュリティポリシーを策定する必要があるような大企業において特に効果を発揮する。さらには企業ポリシーにあわせたセキュリティチューニングを施すことで、日本版SOX法にも対応可能だ。

IronMailはポリシーの定義、暗号化やアーカイブ機能などによりコンプライアンスを実現する

IronMailはポリシーの定義、暗号化やアーカイブ機能などによりコンプライアンスを実現する ※クリックすると大きい画像を表示します。

 特に金融業界や個人情報を扱う業界に、同社のプロダクトが多く選ばれている。それは暗号化対応機能などエンタープライズに求められる機能が充実しているからだ。米国では政府関係組織への導入実施機も多い。アウトバウンドの機能に注目してみると、証券会社、保険会社、病院など個人に対してメールを配信するサービスを提供している企業にも導入検討の価値がある。IronMailを使うことで暗号化したメール送信を行うことができるため、顧客情報を漏洩させることなく安全に情報を配信できる。ユーザー側が暗号化メールに対応していなくても、URLを配信して、ウェブブラウザの暗号化通信を経由した上で情報を配信するなど複数の方法が用意されている。

 比較的大企業向けのアプライアンスではあるが、もちろん中小規模企業に対しても導入のメリットはある。同プロダクトが提供しているスパム検知機能は非常に効果の高いものだ。各々の電子メールソフトでフィルタリングを実施する企業もあるが、結局スパムに誤認がないか確認するためにスパムフォルダをチェックすることになる。これでは効率が上がらないし、ネットワークのトラフィックも減らない。セキュリティ対策を強固に維持しながら業務効率の向上を実現できる同社アプライアンスは全ての企業にお薦めできるプロダクトと言える。

より高機能な技術をより軽く

 同社アプライアンスに対する顧客からの要望はスケーラビリティに関するものが多いという。アプライアンスはオールインワンで扱える上にメンテナンスも用意されているという点で魅力的だが、ソフトウェアのみで提供されているプロダクトと比較するとハードウェアのスケーラビリティに欠けるという問題がある。同社ではこの点に関してOSの書き換えを進めるなどして性能のスケーラビリティへの対応を進めている。また、同社の提供しているアプライアンスはすでに多くの機能を実現している。「お客様から機能拡張の要望も寄せられることがありますが、その要望の多くがほとんどの主要機能で実現されています。加えて、弊社では技術は重くなってはならないというポリシーを持っており、同機能を実現しつつも『より簡単に、より強力な技術』を発展させていこうと考えています」(伊藤氏)

 TrustedSourceの存在は特にそれを象徴するものだろう。さらにレピュテーションを活用して他のプロダクトに発展させていく計画もあるという。今後のプロダクト展開からも目が離せない。

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