手を変え品を変え、日々新たな手法で送りつけられる大量のスパムメール。その対策は、どうしても後手に回りがちだ。スパム対策を中心としてメール暗号化やアーカイビング、インスタントメッセンジャーなどのセキュリティを提供するSaaS(Software as a Service)型コミュニケーション・セキュリティ「Postini メールセキュリティサービス」は、ワールドワイドで膨大な数のユーザーが利用しており、最新のスパムの手法に迅速な対応が可能となっている。SaaS型ならではの利点である、ハードウェアの管理などを気にかける必要もなく、すぐに利用を開始できるといった点などについて話を伺った。
日本ベリサイン株式会社「Postini メールセキュリティサービス」の販売は、日本では日本ベリサイン株式会社が行っている。ベリサインといえば電子証明というイメージが定着して久しい。そのためメールのセキュリティと言われると、予想外な感じがしないでもないが、実はそうではないのである。
「Postini メールセキュリティサービスは、PKIサービスに似たASP的なセキュリティサービスですから、日本ベリサインにとってシナジー効果が期待できるのです。当社ではワンストップでセキュリティを提供していくというビジョンを持っており、認証、コミュニケーション、統合マネジメントによるコスト削減という3本柱のサービスの1つになるものと位置付けています」と、同社のビジネスデベロップメント部、新規事業推進で部長代理を務める平岩義正氏は説明する。
Postini メールセキュリティサービスはSaaS型モデルで提供されるサービス。そのためセットアップもライセンスの登録やメールサーバなどの設定だけで、迅速に行える。「契約から利用開始まで、通常は1週間の日程となっていますが、場合によっては1〜2日でも可能でしょう。また、柔軟なカスタマイズも可能です。このPostiniの拡張性の高さも、利用開始までのスピードの早さと並んで大きな特長なのです。各種のオプションに関しても、日本語化を進めており、順次販売を開始していく予定です。それらを用いれば、企業のコミュニケーションにおける総合的なセキュリティへと発展できるでしょう」(平岩氏)
こういったオプションを含めると、Postiniはメールのスパムやウイルス対策にとどまらず、メールの暗号化やアーカイビング、さらにインスタントメッセンジャーなどの脅威も含め、コミュニケーション環境のトータルなセキュリティを実現できる。
「そのことは、IT管理者にとっても大きなメリットをもたらします。ひとつのコンソールで一括し、すべてを1人のIT管理者がコントロールできるようになるのです。管理の負担を軽減でき、IT管理者の生産性向上にも寄与します」(平岩氏)
Postiniのサービス体系