対話型電子見積による戦略調達

株式会社戦略調達 

2008-09-25

既存の電子入札やリバースオークション、eRFxといった調達ソリューションは、予め仕様や調達戦略をガチガチに固めて打ち手を狭めてしまい、戦略調達ソリューションと呼べるものはありませんでした。一方、対話型電子見積は、広くサプライヤから調達品や取引条件などの改善すべき点や手の内を明らかにしてもらった上で、あらゆる代替案を検討し、最善の調達戦略を決めるもので、これまでなかった真の戦略調達ソリューションと呼べるものと自負しております。

製品概要

対話型電子見積は、直材や副資材、物流など、価格だけでは評価できない材について、最善の調達戦略の決定を支援するソリューションです。

1.サプライヤから、仕様見積のみならず、代替品、取引条件や取引量に応じた割引提案、一式発注とした時と調達単位を細かく設定した時のそれぞれの見積など、多様な提案を受け付けつつ、それらを自動的にモデル化します。

2.見積・提案評価では、既存取引先を優遇した場合、サプライヤの切り替えコストを考慮した場合など、貴社の意向や制約をシナリオとして簡単にモデルに反映し、それぞれのシナリオの下、あらゆるサプライヤと品目の組み合わせをシミュレートし、トータルコストが最小となるサプライヤと品目の組み合わせを回答します。

3.調達担当者様は、それぞれのシナリオ毎のリスクと、実際の品目毎の最終交渉先、予定契約金額を考慮した上で、最善の調達シナリオを採択できます。

これらの機能により、貴社は、予め仕様や調達戦略を固めて打ち手を狭めてしまうのではなく、サプライヤの手の内や、仕様・取引条件などの改善提案を明らかにした上で、あらゆる代替案を検討し、最善の調達戦略を決めることができます。

特徴

対話型電子見積は、仕様明細、見積取得項目、品質評価条件などの評価軸がユーザ側で簡単に変えられるため、直接材、物流、間接材、サービスの何れであっても、候補サプライヤが2-3社以上存在し、幾つかの調達シナリオの検討が必要とされる案件であれば、最適な調達支援ツールです。海外では、何百、何千点もの同時価格改定を行う量産品の原材料・部品の取引基本契約の見直しや、海運、トラック輸送、航空貨物に始まり、3PLを用いた物流網の再構築に至る多様な物流パートナーの選定に用いられています。国内では、飲料メーカ様の基幹材料である製品出荷用の段ボール、缶の調達や、消費財メーカ様のフィルム原料やプラスチックバックのグローバル調達で利用され、品質や既存取引先との関係維持など複雑に絡み合う調達目標を満たしつつ、大幅なコスト低減を成し遂げた実績があります。

対話型電子見積のこうした圧倒的なパワーが評価され、欧米では、戦略調達ソリューションのデファクトスタンダード(de facto standard、事実上の世界標準)として、P&G (Procter & Gamble) 、J&J (Johnson &Johnson) 、米国郵政公社(USPS: United States Postal Service)、英国国民健康保険機構(NHS: National Health Service)といったメーカ、卸、小売、行政・医療機関など世界をリードする様々なお客様の戦略調達、ストラテジックソーシングに広く採用されています。日本でも、大手清涼飲料メーカ様のダンボールや缶の調達を初めとする幾つかの案件で既に採用されています。

その数は、Fortune100に選ばれている企業の15社、Global 1000に含まれている企業の50社を超え、これらのお客様は、管理購買や集中購買の推進など各社の支出管理の中でも重要な戦略調達案件に対話型電子見積を活用され、そのサービスへの投資に対して、平均で45倍以上のROIを上げています。

【主要なサービスの特徴】
■ 貴社の「最善の調達・購買」を実現
■ 調達・購買・物流パートナー選定担当者様は自社にとり最善の調達戦略を選ぶだけ
■ 調達戦略毎の選定先を数秒でシミュレーション
■ サプライヤからの多様な提案を自動的にモデル化
■ 調達戦略毎の評価モデルを誰でも数分で作成
■ 案件毎の課金で初期費用や非稼動時の課金なし
■ 必要なのは貴社もサプライヤもweb接続のみ
■ サプライヤ対応までも含んだトータルサポート
■ サプライヤ開拓、評価モデル作成代行もサービス
■ 世界各国の拠点を活用しグローバル調達にも対応

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