スマートフォン向けセキュリティ対策ソフトウェア「FENCE-Mobile」

株式会社富士通ビー・エス・シー 

2011-05-16

スマートフォンの暗号化とアクセスコントロールで、情報漏洩を防止します。

製品概要

いまや企業活動には携帯電話が不可欠となっています。そして、この携帯性という機動力をより多くの業務で活用するために、Windows® MobileをOSとして搭載したスマートフォンを採用する企業も確実に増えてきています。

活用するシーンが多くなれば、セキュリティも重要です。顧客や業務のデータはもちろん、電話番号などの連絡先も情報漏洩は許されません。

FENCE-Mobileは、Windows® Mobile搭載スマートフォンの内蔵メモリや外部メディアに格納されているデータを暗号化し、業務で不要なデバイスやソフトウェアのアクセスコントロールでスマートフォンのセキュリティを守ります。
今後はiOS(iPhone®、iPad™)、Android™にも順次対応予定です。

特徴

●スマートフォンの内蔵メモリと外部メディアのデータ暗号化
・内蔵メモリの暗号化
FENCE-Mobileは、スマートフォンの内蔵メモリ上のデータを暗号化します。「マイ ドキュメント」フォルダ内のファイルに加え、Outlook® Mobileで扱うPIM情報やメールデータも自動的に暗号化します。

・外部メディアの暗号化
FENCE-Mobileで外部メディアの暗号化設定をすると、スマートフォンに装着している外部メディア(SDメモリカードなど)のデータを自動的に暗号化します。暗号化された外部メディアは、FENCE-Mobileが導入された他のスマートフォンはもちろん、FENCE-Proが導入されたPCも暗号化データの流通が可能です。

・鍵の管理
データを暗号化するには暗号鍵を設定します。部署や業務グループなど運用単位ごとに暗号鍵を設定・配布することで、より綿密な暗号化ソリューションを実現できます。

●スマートフォンのデータを社内PCで利用
・暗号化データの交換
暗号化機能で設定する暗号鍵が同一なら、FENCE-Mobileを導入したスマートフォン同士でSDメモリカードなどによるデータ交換が可能です。これら外部メディア内のデータは暗号化されていますので、万が一紛失しても内容が漏洩することはありません。また、FENCE-Proを導入しているWindows PCとも外部メディアによるデータ交換が可能です。
社外ではFENCE-Mobileでセキュアに運用、会社に戻って外部メモリですばやく情報連携、そうした利用もFENCE-Mobileなら可能です。

●デバイス、アプリケーションごとのアクセスコントロール
・デバイスのアクセスコントロール
アクセスコントロールはスマートフォンに搭載されているデバイスごとに設定可能です。IrDA®(赤外線)、Wi-Fi®、Bluetooth®などデバイスごとに使用の許可/不許可を設定できるので、業務で利用しないデバイスを使用禁止にすることで情報漏洩のリスクを軽減します。

・アプリケーションのアクセスコントロール
FENCE-Mobileでは、標準搭載のアプリケーションおよび追加インストールしたアプリケーションの使用に対して許可/不許可を設定できます。例えば、「メールソフトは使用可能だが、チャット用アプリケーションは業務に不要なので使用禁止」というようにアプリケーション単位でポリシー設定ができます。

●管理者ツールによるポリシー設定で容易な導入
・セキュリティ設定して導入・展開
FENCE-Mobileの導入では、管理者が一台一台、運用ポリシーを設定していく必要はありません。
FENCE-Mobileでは、あらかじめ一台のスマートフォンで設定したセキュリティ設定をWindows PC上のFENCE-Mobile管理者ツールで抽出し、導入用のモジュール(FENCE-Mobileインストーラと運用ポリシーのセット)の作成が可能です。作成した導入用モジュールをActiveSync®経由や、外部メディアによって複数のスマートフォンに展開する事で、運用ポリシーが設定されたFENCE-Mobileの導入・展開が簡単にできます。

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