一般に広く利用されているAdobe SystemsのPortable Document Format、お馴染みの名前で言えばPDFが現地時間7月2日に、国際標準化機構(ISO)によって新たな標準として認証された。
AdobeはPDFテクノロジの主要な開発者であり、特許保有者でもある。そしてこの2日に、PDFバージョン1.7の仕様すべてが、ジュネーブに本部を置くISOに標準として認証されたのだ。この認証は、AdobeがPDF仕様をAssociation for Information and Image Management(AIIM)に公開し、ISO認証への道筋を拓いてから1年半後のことである。
ISOは新規格(ISO 32000-1:2008)についてのプレスリリースで、Adobe Systemsの最高技術責任者(CTO)であるKevin Lynch氏のPDF普及に関する発言も引用した。Lynch氏はその発言の中で「オープンな形式に対する政府や企業からの要求が高まっているなか、外部の関係機関がPDFの仕様の保守に関わっていくことで、イノベーションの推進や、過去15年間に渡って進化してきたリッチなPDFエコシステムの拡張がより進むことになる」と述べている。この発言は、AIIMに対する仕様公開時に同氏が行った発言とほぼ同じであるものの、ISOが認証したファイル形式すべてに対してあてはまることだ。ISOに認証されたファイル形式は政府や大企業にとってより魅力的なものとなるのである。
コンシューマーにとってもこれまでは、ウェブ上にあるPDF形式へのリンクは運試しのようなものとなっていた。PDFファイルは、ブラウザからAdobe自身のReaderプラグインを使って参照しようとすると非常に時間がかかることで知られている。Adobe以外では、Appleが同社のSafariブラウザ中にPDF形式の描画機能を統合する一方で、Firefoxユーザーはこのプロセスを高速化するためにFoxitといったサードパーティのソリューションに道を求めている。同様に、GoogleにおけるPDF検索では「HTMLバージョン」という選択肢がかねてから提供されており、ユーザーはPDF形式のファイルを開くことなく迅速に文書を表示させることができるようになっている。
ISOによって承認されたファイル形式としては他に、MicrosoftのOffice Open XMLがあり、この形式は2008年4月に承認投票を通過している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
「企業情報」 のバックナンバー
-
【25日市況:後場】自律反発を期待した買いで6日ぶりに上昇で引ける
25日の日経平均は前日比+40.06円(+0.43%)の9441.64円で引けた。業績の回復期待で自動車関連銘柄が買われ、米国経済が好調なことを受け電機ハイテク株にも買いが入ったようで、日経平均は6日ぶりに反発した。 -
日本オラクル、SaaSビジネスを展開するISV向けに月額単位の新ライセンスを提供
-
ノーテルのメトロイーサネット事業、Cienaが買収へ
-
【25日市況:前場】200日移動平均線が接近で自律反発狙いの買い
-
マイクロソフトCFOのクリス・リデル氏、2009年内に退社へ
- 企業情報 一覧へ »
-
日本モバイルインターネット端末市場分析 〜2008〜2012年のMID及びスマートフォン...
- 【導入事例集】多業種から評価されているWeb会議システム、24社の導入事例をご紹介
- BIベンダーの選び方 −BIベンダー選定のための評価フレームワーク
- POSデータを活用し、売上アップを導く「分析力」とは?
- 【日産自動車:BI導入事例】連結対象の36社からの情報を元に車種別損益管理を実現
- CRMの限界を超える!「顧客経験価値マネジメント」実現の5段階
- iPhoneをビジネスで活用する時代へ〜ビジネス&モバイルのミライ〜
- ストレージ問題の課題に対する解決方法
- 企業コスト削減の傾向と対策 〜最新アプローチのトレンド〜
- 中堅企業におけるテクノロジーと成長
企画特集
-
100万円で実現!中小企業の情報漏えい対策
中小企業の課題!?セキュリティ管理者不在でも大丈夫 -
大丈夫?あなたの会社のセキュリティ対策
中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティを考える -
電力に"ふた"をする独自の省エネ機能とは!?
動的に電力割り当ても可能なHPの最新鋭ブレードに迫る -
【最終警告】パンデミック対策特集
サービス品質を保証するためのリスクマネジメントとは -
グリー、3人のエンジニアが語る仕事への想い
連載第2話、元SIerに聞くリニューアルと開発の舞台裏 -
企業ITシステムの企画、構築、運用のイロハ
戦略的なITシステムのために、今考えるべきポイント -
高まるiSCSIストレージへの注目度
ストレージシステムの4つの課題とiSCSI導入のメリット -
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
―エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新―
ハンゲームの社長が語る・人材とサービスの在り方 -
容量制限によるメール消去は一切無し!
全てを保存するメールセキュリティSaaSが登場 -
J-SOX法制定により内部統制の整備が急務に
重要性高まるActive Directoryの課題と対処法を公開中 -
急増するオンライン犯罪への解決策!
オンラインサービス保護ソリューション
-
13. ソースチェック
この4分間のビデオでは、Intel Parallel Studioの一部であるIntel C++コ... -
14. OpenMP 3.0
この3分間のビデオでは、Intel Parallel Composerで利用可能なOpeMP 3.0...
新着企業動向
-
kotobank、収録する辞書情報の一部提供を開始
第一弾 「@nifty辞書」に39辞書・37万語の情...
ECナビ -
情報セキュリティソリューションセミナー(より使いやすいセキュリティ特集)〜セキュリティ...
NRIセキュアテクノロジーズ -
「大江戸セキュリティくろすわーど」好評につき期間延長しました!(11/15まで)
日立システムアンドサービス -
Check Point VPN-1
アズジェント - 企業動向一覧へ»
